- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569648453
感想・レビュー・書評
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タイトルが気になり読む。理系的に物事を捉えていて参考になるが肌には合わない。
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効率的に文章を作成するなどのアウトプットのやり方をまとめた本です。
私も理系の人間ですが、特に理系的という感じはしませんでした。
やり方は作者が実践しながらまとめた物であり、万人に通用するかどうかは疑問ですが、書いてあること自体は、各人参考になると思います。
理系的というのであれば、もう少し図・表などで一覧性のあるページも欲しかったと思います。
ただ、人間付き合いまで、ドラスティックに捉えるのは個人的に賛同しかねます。 -
特に得るものはなかった
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オリジナルとクリエイティブの違いについては勉強になった。アウトプットを意識することの重要性が繰り返されていた。
全体的に細かいテクニックに関する記述が多い。体系付けた考え方の提示がもう少し欲しかった。
発想をメッセージに変える技術
* オリジナルは何十年も同じテーマに集中して出せるもの。
* クリエイティブは過去の情報や知識を組み替えて新しい装いにしたもの。部分ごとに自分の新しいまとめを提示すれば十分。引用文献の多さに比例すると言える。オリジナルからエッセンスをまとめて理解しやすく叙述したものもクリエイティブ。
文章をわかりやすく仕上げる技術
* トピックセンテンス法:段落の先頭には内容を要約したセンテンスを置く。 -
とてもウマの合う仕事術の本。渡部昇一など知的生産のプロの言葉を引用しながら、自分の方法論も紹介している。アウトプットをとにかくつくってみるとか、カット&ペーストでまねながらクリエイティブを作って、オリジナリティへと昇華させるとか、非常に参考になった。
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文理の枠にとらわれない領域が発展している昨今ですが(実際著著者の鎌田先生は火山の研究をしながら知的生産の研究もしている)、あえてその分類で考えるなら、私は理系のなかの文系人間だと思ってました。
でも本書を読んでみて、そんな私でも無意識的にやっていたことがあったりもしました。
無意識も大事だけど、それを改めてゆっくり、一度意識してみることも大切だと思います。
特別なことは書いていないと思うけど、そういったことをきちんと文章で、しかも裏づけがあってかつ分かりやすく示してもらえる本。うん、とにかく分かりやすい!
色々行き詰まることもあるけど、とりあえず置いておく、できることからやってみる、『不完全法』を改めて意識。
アウトプット優先主義で、とにかく出し惜しみはせずに常に最良のものを出していく。発想というものは、くみ出せばくみ出すほど量が増していく。 -
カマター本の中で最も有益な一冊である。
3部×3章×3節=27節で一冊の本を書く、あるいは、400字詰め原稿用紙で250~300枚が新書1冊に相当するなど、これから、本を書いてみようと思っている人には参考になるのではないだろうかと思う。
図書館で借りて一度読んでいたが、今度は購入し直して、線を引きながら読んだ。
また、読みたくなる一冊。 -
一気にばばばっと読みました。で、ファイルを利用した分類をさっそく試してみる。確かにきれいになった。
後は仕事術の基本、仕事をこなしていくだけです。
役に立つように自分の意識を持っていくという意味でも、鎌田先生の文章は面白いですね。
しかし、なんで火山学とか理系でフィールド系の先生はこんなにできる人が多いんだろう・・・。文系人間という表現は抵抗もあるが、とりあえず認めざるを得ない能力の差。 -
知的生産
・とにかく書き始める
・仕事はとにかく一目でわかるように
−クリアフォルダでの分類
・自分を観察するもう一人の自分 -メタ認知と離見の見
・バッファー時間で無意識と語り合う
−時間を置いてレビューすることで、成果物の品質を向上させる
・オリジナリティとクリエイティビティ
−クリエイティビティ:既存の情報を並べて、新たな視点から”整理"する
・書籍著作
−9つの章、それぞれに3節に分類 (トータル27節)