ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる 心を洗い、心を磨く生き方
- PHP研究所 (2006年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569652351
作品紹介・あらすじ
「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。まず、拾うことはしないということです。反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、ゴミひとつといえども小さなことではありません。第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」。「ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。そんなことは決してありません。世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています」。▼トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、多くの人々の心を揺さぶってきた著者の言葉を満載。人生を磨くヒントにあふれた一冊である。
感想・レビュー・書評
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イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんの名言集。
会社の周りの掃除とトイレ掃除をやり続けて、成果にしてこられた方。
大切なことがちりばめられていました!
凡事徹底
感謝するから幸せになれる
大きな努力で、小さな成果を
努力とは、やっても報われないことに対してやめないこと
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掃除しよう。
部屋がきれいだと、気持ちも確かにスッキリとする。
まずは自分の身のまわりから -
◆きっかけ
Amazonで「謙虚」と検索して引っかかって。2016/8/18 -
大きな努力で小さな成果を
終身路を譲るも、百歩をまげず
三つの幸せ
①してもらう幸せ
②できる幸せ
③してあげる幸せ -
掃除に限らない、著者のこれまでの生き方に基づく人生哲学。自分より他人。恥を知る。足るを知る。日本人が忘れつつある大切な心持を教えてくれる。年配者が身近にいない若者には新鮮かも。ただ、自分にはちょっと染みない何かが…。老人特有の頑なさを感じる部分かな?
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凡事徹底こそ、掃除をやりとげる心、人とのご縁を大切にする、無駄な努力はない、苦境の乗り越え方、人間力を高める、幸せな生き方、仕事をいかに進めるか、正しい経営のあり方、この社会に生きる、国を滅ぼさぬために、の11章。
感謝、謙虚、努力、親切、基本(基礎)に集約される。
これができずにいる悪党が自分も含めていかに多いことか。
この本を読んだから、少しでも善党に近づきたい。 -
内面の強さ
継続の強さ
小さな変化の素晴らしさを教えてくれる本。
立ち止まらずに
立ち止まらずに -
それぞれの章を日めくりカレンダーにしたいような内容。
良い社風が会社を強くする。社員は就業規則で動いているのではない。社風で動いているのだ! 社風が良くなれば会社は強く正しくなる。 -
2010/01/13
筆者が40年以上毎日続けてきた「掃除」に対する思いと、それを通じて感じたあらゆる思いを書いている本。
掃除は「平凡」だけど、それを毎日続けるのは「非凡」なこと。その他現代の日本の荒みまで。
ここのところ続けて筆者が感じる「正しい生き方」について熱~く語るの本ばかりピックアップしてるからか(歩くこと・ボランティア・そしてこの掃除)どれも主張が強すぎて読んでて精神的に疲れる。
納得できる部分はあるけど、まだそれに共感して実行するには読む時期が早すぎたようです(笑
本自体は2ページごとにチャプターで分かれてるのでささっと読めていけます。