歩くとなぜいいか? (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569668604

作品紹介・あらすじ

人はなぜ歩くのだろうか?ダイエットのため?生活習慣病予防のため?いや、「歩くことが楽しいから」である。歩けば、その結果としてダイエットになり、足腰が丈夫になり、病気を予防するのである。本書では、歩くことの楽しみ方から、脳を刺激するポイント、リラックス効果まで、著者自身の体験をもとに解説。時間も場所も選ばない手軽な趣味で、心も身体も健康な生活を手に入れよう。

感想・レビュー・書評

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  • 歩くことはコスパの高い健康法である。食べ物の値段と味は比例しないが、健康法も消費すれば良いというものではない。

  • 歩くことはよいといわれる。
    「ダイエット」になるから。
    「生活習慣病の予防」になるから。
    「考えごと」は歩いたほうがまとまりやすいから。
    ......どれも正解だろう。
    だが、一番目の理由は、「歩くことが楽しい」からだ。人はダルマさんではないのだから、一つ所にじっとしてはいられない。歩けば、その結果としてダイエットになり、足腰が丈夫になり、脳年齢が若くなり、病気の予防になるのである。

    本書は、長年歩くことを続けている著者が、自身の体験をもとに医学的根拠を織り交ぜながら、歩くことのすばらしさを語ったものである。
    "歩く趣味に「運動神経」はいらない""最初は無理をせず、30分ぐらいを目安にする""歩くと、脂肪がよく燃えてやせられる""耳を澄ませば、気持ちいい音が聞こえる""血管年齢がグングン若返る"など、いいことずくめなのだ。

  • したり、しなかったりのウォーキング。
    健康を気にして歩くが健診が終わればぼちぼちとなってしまう。自ら始めたものだがどこか義務感を意識してしまう。

    本書を読んでもっとシンプルに楽しもうと思った。
    読めば読むほど楽しくて仕方ない気持ちが、これでもかと伝わってきた。

    少し景色を楽しみながら自分のマップを心に描く。
    趣味と言えるものに昇華したい。

  • ふだん当たり前、だとすら思っていない、歩くことについての本。
    冒頭の「健康のために歩くのではなく、歩くこと自体が楽しくて歩き、結果として健康につながる」という考え方に賛成です。目標や目的のためではなく、それ自体を楽しむ、そのヒントがつかめたように思います。
    触発されてウォーキングシューズを買い、歩き始めて1か月以上経ちますが、すっかり毎日の習慣になりました。身の回りにある素敵なものに、もっと眼を向けられるようになりたいと思っています。

  • 歩くのは健康にいいと漠然と思ってはいましたが、こんなにもいいことがあるのかと驚きました。

    今まで何となくぼんやりと歩いていましたが、もっと自然の変化や街並みの変化に目を向けながら歩いてみようと思いました。

  • 前半は、歩くとどう健康にいいのか、歩く時のモチベーションの上げ方など、楽しく読みましたが、後半は著者の近所自慢というか、趣味の紹介というか、恵まれた状況での個人的な嗜好の話だったのでちょっと飽きてきました。鎌倉(著者在住)のような風光明媚な場所で毎日歩けるわけもなく、周りが田んぼだらけの近所を歩いてるだけで満足していたのに、ちょっと水を差された感じ。

  • 歩くことはなぜいいのか。

    歩くと体力が付き、健康にもよく
    思考も落ち着いてくる。
    いい事ばかり、という感じで書いていますが
    それを実行に移す根性をまず作らねばなりません。
    後半、筆者の散歩情報になってきていましたが
    これはこれで楽しそうでした。
    少しずつ、歩いてみようか、と思える内容です。

  • 歩くと楽しい!
    病気予防。歩くことが趣味となる。

  • 2021年11月15日、本屋で見つけて購入。
    キーワードは「歩くと楽しい」。そうか、歩くことって、それだけで楽しいのか。
    健康にいいとか、体力作りとか…、もちろんそれもいいけど、「そもそも歩くことって、本来は楽しいよね?」って語り出しがいい。

  • 歩くといいことだらけ
    いま結構歩かない生活リズムになってしまっていたので一日
    7000歩を目標にoutputに成功
    半年以上続いている
    歩いていると楽しくなるし、自分の町の地図が頭の中に描かれる
    平均6900歩歩いているので、
    病気をしなくなった

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著者プロフィール

1913年、北海道生まれ。東北帝国大学卒。東京教育大学(筑波大学)教授、帝京大学教授をつとめる。金融論、経済原論に傾注した。1994年に死去。

「2019年 『経済学 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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