機略縦横! 真田戦記 (PHP文庫 い 13-7)

制作 : 細谷 正充 
  • PHP研究所
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569670652

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  
    ── 井上 靖&池波 正太郎/細谷 正充・編《機略縦横! 真田戦記 20080701 PHP文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4569670652
     
    (20180113)
     

  • 7人の作家による真田氏題材の短編集。それぞれの主役に幸隆や幸綱(大助)、稲姫(小松姫)、忍びを当てているのが珍しかった。池波正太郎「獅子の眠り」は、他短編集の続きに当たる話。

  • ほんとにアンソロ?というくらい本が薄かったのですが(笑)
    本当に短編しか載ってなかったのであまり期待はしないでね。失礼ながら出版社が出版社だからあんまし期待もしてなかったのですが、ひとつだけ、コレだけの為にこの本買っても良いという作品が。
    宮本昌孝「龍吟の剣」。
    これ小松姫の話なのですが、小松様好きの私の琴線に触れまくりでした。萌えた。
    小さい頃のアレとか嫁ぐときのコレとか幸村が敵対心バリバリなソレとか、あとタイトルの由来になったあのアイテムとかですね。ネタバレしないように詳しくは書きませんが(短編だからあらすじも書けない)これだけでおなかいっぱいでした。
    既読は池波先生の「獅子の眠り」だけで、あとはつまみ読み。
    総括:「龍吟」が無ければ買わないと思います。。。

  • 武田信玄に仕え、没落した家を見事に再興した謀将・真田幸隆。信州上田城に二度、徳川軍を迎え、さんざんに打ち負かした智将・真田昌幸。天下分け目の関ヶ原に際して、父と袂を分かち、家を存続させた賢将・真田信之。大坂の陣で鮮やかな戦いを展開し、家康の心胆を寒からしめた名将・真田幸村。戦国武将のなかでもひときわ輝きを放つ「真田」の活躍を描いた短篇小説七篇を収録。

    2009.7.5読了

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

井上 靖 (1907~1991)
北海道旭川生まれ。京都帝国大学を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。1949(昭和24)年、小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは1950(昭和25)年43歳デビュー。1951年に退社して以降、「天平の甍」で芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章。現代小説、歴史小説、随筆、紀行、詩集など、創作は多岐に及び、次々と名作を産み出す。1971(昭和46)年から、約1年間にわたり、朝日新聞紙面上で連載された『星と祭』の舞台となった滋賀県湖北地域には、連載終了後も度々訪れ、仏像を守る人たちと交流を深めた。長浜市立高月図書館には「井上靖記念室」が設けられ、今も多くの人が訪れている。

「2019年 『星と祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上靖の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×