世界の「独裁国家」がよくわかる本 (PHP文庫 は 52-1)

著者 :
制作 : グループSKIT 
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569673875

感想・レビュー・書評

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  • 大分前に購入して読みかけだったので、旅行計画の参考にと再読しました。「独裁」という言葉にはおどろおどろしい雰囲気を感じていたけれど、反体制派にならなければそれなりに楽しく(それこそ現代日本人より)暮らしていけそうな印象の国も少なくないと思いました。日本で人気の観光地をもつ国も実は独裁国家だったりすると知りました。データが2009年時点のものなので、続刊で最新版を是非出して欲しいと思いました。

  • 独裁国家は北朝鮮くらいしか知らなかったけど、実はこんなにあるんだなぁと驚いた。「独裁」=「悪」という考えが打ち砕かれた。

  • こういう系の本、めっちゃいい!!
    正直、頭に残ってる内容はほとんどゼロやけど、常に近くに置いておきたい一冊。

    日本人の中では、すぐ近くの某独裁国家の影響で、「独裁国家=悪」っていう図式が成り立ってる人が多いけど、決してそうではないということを、この本を通じて知ってもらいたい。

    国民幸福度世界一位のブータンやって、日本より経済が発展しているシンガポールやって、独裁国家なんですよー。
    独裁国家の正当性を高めるものとして読むのではなく、国家の形として正しい者は何なのかを考え直す機会として読んでみたら、面白いと思います。

  • 現代の独裁国家やかつての独裁者が書かれています。独裁と聞くとネガティブなイメージが湧くかもしれませんが、この本を読むと独裁がすべて悪いとは思えなくなってきます。多民族国家・宗教国家など議会制民主主義がベストな体制とは言えない国家もあるということや強力なリーダーシップを持つ独裁者が必要な国もあると教えられました。ブータンの前国王の話が印象に残りました。西欧文化の流入を穏やかに進め、やがて立憲王国にするという話は面白かったです。日本も潜在的に独裁者を求めているのではないでしょうか。
    (追記)
    この本に載っていたチュニジアのベンアリ大統領が失脚したニュースが世界を駆け巡りました。この本では結構評価が高い人でしたがやっぱり不満が増大していたのでしょうか。フェニキア人の観光資源もあることですし対外的に開放的な政策だったので原理主義国家になったらどうなるかな。

  • 世界の独裁国家を纏めた本。中々綺麗にまとめてあって、なんの知識も無く読める。また、独裁国家を"悪"であると決めつけて書かれていいない。なぜ、その国家が独裁国家になって、崩壊して行ったが書かれているのが面白い。

    もし、本書を読んで、興味をもったら、もっと掘り下げられた本を読んだ方がいい。そういう意味で雑学に分類。

    こんなに、シンプルに簡単に独裁国家について書かれている本は無いと思う。よくわかる本シリーズにしては、逸品。

  • 仕事の関係で読むことになった本。

    独裁国家も悪くないかなとも思ってしまった。
    一番印象的だったのは、ポルトガルのサラザールの最期。サラザールのために偽の新聞を刷っていたとか感動的でした。

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