遠い国のアリス (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569675480

感想・レビュー・書評

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  • 自分以外の全てが変わってしまうと、かえって変なのは自分のほうになってしまう...なんて、考えるほど恐ろしいわ。
    そもそも、時間の方向性が一定ではないかもしれないという発想は、私にはなかったな。相対論や不確定性原理までは(表面的には)知っていたけど、ゲーベル解やNUT解などの論理物理学の言葉にアレルギー反応を示す人もいるような気がする。

  • 201705読破

  • 2018.02.11

  • パラレルワールドに迷い込んで、全く同じ人物の態度が違ってたら怖いだろうなぁ。

  • SF色の強い本だった。すごく面白かったからもう少し内容を濃くして欲しかった。

  • パラレルワールドもの。
    今野敏さんには珍しいファンタジーノベル。
    20歳の人気少女漫画家・菊池有栖が迷い込んだ世界は・・。
    迷い込んだ理由がほのぼの可愛らしい。
    サクサク読めて面白かった。
    (図書館)

  • 以前読んだことがあったのに、そのことを忘れて気づけば二度読み。
    つまり印象は薄い作品。
    小難しいパラレルワールドの設定は、よく考えられてて、なるほどと感心させられたかも。
    とは言え、だから何?といった感じ。
    この作家には珍しいジャンルのストーリー。

  •  ワンアイディアのSFという印象。
     ミステリって大きな謎を物語の吸引力として持ってきて、読者を惹きつけると思う。ミステリに限らず、何らかの「この先どうなるのかな?」「この人はどんな人なんだろう」という興味があるから本を読み進める訳で。
     それは魅力的な登場人物や世界だったり、緻密に組み上げられた構成だったり、文章のリズムの心地よさだったり、いろいろあると思う。多分に個人の趣味嗜好もある。

     それで、この話は、割とワンアイディアだなぁという印象。
     そしてそのアイディアが……うん、予測出来る上に、登場人物が……わぁってなる。1980年代に書かれたSFならこうなのかなぁ。
     結局ビショップとは何であったのか。

  • この作者さん本当に幅が広いんだな。ふわふわーっとした話。

  • 2014/3/6 14読了

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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