相棒 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569675503

感想・レビュー・書評

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  • 史実はどうであれ、幕末の有名人物のそろい踏みである本書はまさにエンターテイナー的な面白さにあふれていると思った。

  • 2015年8月30日読了。
    設定だけ見たら「ギャグなのか!?」だけど、これがなかなかどうして、よかったである。

  • 幕末の佐幕・討幕の名立たる面々の共演に思わずニヤニヤしてしまいました。
    時代小説っぽい歴史小説だと思って読めば、有り得ないと分かっているからこそ、難しいことは考えず素直に楽しめる小説でした。

  • 幕末オールスター総出演!幕末好きにはたまらない一冊。ストーリーもおもしろかった。

  • 幕末はあまり詳しくないので、もしかしたら本当にこんなこともあったのか、と思いながら、読み進むことが出来ました。お互いに、というか、龍馬ははなから間口の広い人物という設定ですから、土方歳三が次第に龍馬を認めていく様子がうまく描かれていたように思います。結局、謎解きはよくわからない部分もありましたが、読み物として結構楽しく読めました

  • 一番好きな本

  • あの相棒とちゃうで!

  • 幕末を舞台にしたエンターテイメント小説。
    おおよそありえない組み合わせだが、2人の掛け合いや展開は飽きさせずに楽しめる。
    坂本龍馬好きには嬉しい。

  • 相棒、といってもドラマのアレじゃありません(笑)

    この本は、新撰組副長土方歳三と土佐藩浪人坂本龍馬が、幕命を受けて、将軍徳川慶喜暗殺未遂事件を捜査するというお話です。
    ありえない設定だけど、史実にこだわってはいけない!幕末エンターテイメント小説なのです♪

    2人が(沖田もいるから3人か)犯人を追い詰める場面は手に汗握るかんじで盛り上がったし、土方が龍馬の敵討ちをする場面もよかった。
    ラストの展開もこういう小説ならアリかなあ、って思う。
    だけど・・・
    そのオチを付け足すおかげで物語りは完全に間延びした・・・
    ダラダラ話をひっぱって、スピート感溢れる展開が台無しです。
    残念。

  • 幕末の大政奉還直前の京都で起こった将軍慶喜暗殺未遂事件の犯人を捜すために坂本龍馬と新撰組の土方歳三がコンビを組むという突拍子もない設定だけど、幕末のオールスターキャストが出てきて、時代背景もしっかり押さえていて面白い作品でした。
    今も謎となっている龍馬暗殺犯についても著者なりの解釈をしていて、さもありなんという内容になってます。
    ラストもまたよし。本当にこんなのだったらロマンがあるなぁと思わせる内容でした。
    幕末ファン、龍馬ファン、新撰組ファンにも娯楽作として楽しめる内容だと思います。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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