尾木ママの「脱いじめ」論 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679464

作品紹介・あらすじ

現代のいじめは心に深いトラウマを残すほど陰湿です。しかも今日の被害者が明日の加害者になるなど、誰でも無関係ではいられない状況。いったいどうすれば子どもを守ることができるのでしょうか。本書は、TVで人気の教育評論家が、"いじめのサインの見抜き方""先生への相談の仕方"などを長年の経験に基づきアドバイス。いじめをなくすための愛とロマンの解決策を提案します。文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 岩波書店でも尾木直樹先生は2013年に書かれていますが、その本よりはわかりやすい言葉で書かれていると思います。そして、具体的な対応が書かれており、場面指導の指針となります。理論と実践の融合を感じさせられる本です。

  • 一貫して子どもの視点に立って虐めを捉えている。現役時代から子どもの大切にしてきたことが文からも伝わってくる。「学校におけるいじめ防止実践プログラム全体像」は非常に参考になる。図書館

  • 今の学校が抱える問題点をわかりやすく解説してある。
    大津のいじめ対応においては、教育委員会を擁護することなく、一人の人間としての話を聞くことができたような気がした。
    いじめっ子は、転校させたり出席停止にしようとするのではなく、いじめっ子にこそバックアップが必要だという考えは新しいと思うし、共感できる部分が多いにあった。

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著者プロフィール

教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校や公立中学校などで教師として22年間、ユニークな教育実践を展開。現在、「尾木ママ」の愛称で親しまれる。
著書『いじめ問題とどう向き合うか』『子どもの危機をどう見るか』(以上、岩波書店)『新・学歴社会がはじまる』『日本人はどこまでバカになるのか』『子どもが自立する学校』(編著、以上、青灯社)『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)『尾木ママの子どもの気持ちが「わかる」すごいコツ』(日本図書センター)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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