- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569695044
感想・レビュー・書評
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元新聞記者だった著者が当時の取材方法のフレームワークを基に個人がネットを使って同じような効果を出す方法について紹介している。
知らないことに対しては全体像を掴む、その分野の感覚を知って、大事なことを押さえる。
横に、縦に、とどう具体的に調べるかがまとまっている。
そのうち実践しよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐々木俊尚氏のテイストが感じられる本だと思いました。
2007年に書かれている本ですが、内容は現在のインターネット環境に応用すれば十分役に立つ内容だと思います。
現代においては、インターネットで情報は溢れるほどありますが、情報を整理して自分に必要な情報を知見として持つための心得的なアドバイスが書かれていると思いました。
過去の新聞記者経験をもとにアナログでどう整理していたか・・・といったことも事例を交えて書かれてありました。
このアナログで・・・の観点で脳をつかえていないと、デジタル化されたものを整理するのに、脳が追いつかない・・・ことになる!と、自分自身が以前から思っていたことが確信できる1冊です。 -
インターネットを使った情報収集。正直なんだか巧くできないんだよな。不器用なんだ。でも頑張って器用になってインターネットを巧みに操ろう。大学生の頃はコピペでレポート提出さえできなかったな・・・。遅れてるぜ。この本はそんな自分にインターネットを使用した知識の深め方について教えてくれた。ついついネットで検索していると知りたい事が沢山出て来てとっ散らかってしまったり、深追いしすぎたりするけど、そのバランス視点を与えてくれる。日経テレコンの過去記事からウェブ検索、ブログ、2ちゃんねるまでありとあらゆる情報をどう利用するか。2007年の本だけどそんなに時代変わらないだろう。情報収集におけるプッシュ型(テレビ、記事RSSなど
)ではなく自分から情報を取るプル型のノウハウを教えてくれた。プッシュ型の情報収集方は佐々木さんの他の本で教えてくれてる、はず。 -
ITジャーナリスト佐々木さんの本。
WEBを使っての情報の探索・入手・吟味・さらなる探索へのサイクルをまわすことで、過去の時代には想像できなかった速さで「専門家」になれるという話。
読んでみるとうなずける。
検索ノウハウを教えてくれる本やネットのページは色々あると思うけれど、本当に大事なのは「目に映るものの意味と価値を判断する力」である。
それがあってこそ、WEBは味方として使える。逆に、それが未熟では情報の海でおぼれるだけになってしまう。
具体的に「葬儀業界のビジネスチャンス」を探していくプロセスを通じて、擬似的に体験できる。
もちろん、あとは経験を積み重ねて、磨いていくしかないのだが。
本書のキーワードは「クオリア」と「セレンディピティ」。筆者の言葉を要約す
ると前者は「皮膚感覚での直感的な世界把握」後者は「僥倖を引き寄せる方法」となる。確かにWEBを見ていると「なるほどな」と思う、「知ってよかった!」と思うことはある。それを意図して実現することで、専門家の道は開かれる、という話。
ひとつ思うのは、本書の出たとき(2007)より4年が経ち、電子出版が急拡大していること。「電子情報」と「書籍」の境目はどんどんなくなっているのかな、と思う。あるいは、WEBから書籍に繋がるような事例も増えているだろうし。
したがって、「WEB」か「本」か、あるいはそれぞれの特性をいかして、という二分法の思考ではなく、複層的、Back and Forwardの視点を持って、情報を掴んでいくことがますます重要になっているのかと感じた。 -
短期間で専門的知識を持つ方法
1、ニュース(日経)検索
2、傾向の分析
3、ブログ検索
4、傾向の分析(タグ)
5、ピンとくるものがあるかどうか
6、深く進む
まとめると、水平調査と垂直調査を交互に進めること。
そのなかでレペンディティ(必然的な偶然)を拾い上げ
いったんのまとめとして仕上げること。
バランスと勘が重要なのかな -
フォトリーディング&高速リーディング。著者のネット検索テクニックについての本。
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戦略とか考えるときに、正しく現状把握をすることが必要だが、そのために必要な情報の集め方について、非常に参考になった。
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101125*読了
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広く浅くどまり!?あまり参考にならなかった。。
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10/15:ニューロン型検索(拡散させて、一点突破)は参考になる。ただ、拡散から一点突破に行くところが難しいんだろうなぁ。