- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569700649
感想・レビュー・書評
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2015年106冊目。
人は遺伝子によってあらかじめすべてを決められているのではなく、遺伝子の発現は後天的な要素によって制御できるとする「エピジェネティクス」。
そしてその後天的要素は、外部環境によるシグナルであり、さらには人の思考だと言うのがこの本の主張。
原題に“Biology(生物学)”という言葉が入っているだけあって、特に前半は科学的用語を用いた説明が多いが、ユニークな例えや図表、そして著者のノリの良さも相まってとても読みやすい。
後半から徐々にスピリチュアルな話も増えてくるが、全体的に「氏も育ちも、思考によって超えられる」というメッセージ性は読んでいて心強い。 -
齋藤先生『「意識の量」を増やせ!』で紹介されていた。
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思考と感情のエネルギーがDNAの支配力に勝る話。
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邦題はとんでもなく胡散臭い。いわゆるトンデモ系である。
でも原題は"The Biololgy of Belief "。やっぱり胡散臭いか。
実際「細胞の脳は細胞膜である」なんて書かれていて大丈夫か、と思う。
でも著者は変わった経歴を持っているが、それなりにまっとうな生物学者。
大部分はまっとうな科学的議論で最近の文献も引いて説明している。
”細胞膜は脳”というのも、表現はどうかと思うが言いたいことは理解できる。
遺伝子・DNAに関する最近の新しい知見(エピジェネティクス=DNAが全てをコントロールしているのではなく、DNAは単なる設計図であり環境から変更されることもある)や関連する研究に関して分かりやすく紹介されているので、それを簡単に理解するのにも意外と役立つ。
分かりにくいとことか不確かなところは訳者が結構説明を加えてくれているので読みやすい。
ただ、すべてはエネルギーだなんて感じの量子物理学に関する話とかは定性的な議論しかしてないのでどうかと思うし、最後の2章ぐらいはついていけないところも多い。題名の”思考”、というか”自己意識”とか”潜在意識”、”魂(スピリット)”についての著者の考察なんだが、前半で紹介した細胞生物学の新しい知見に基づいて、”明らかになった”と著者は言うのだが、どうも論理の飛躍がある。我々の意識は環境からダウンロードされたものだから、身体が死んでも残るだの。ただ、その主張に関しては、要は「病は気から」「気の持ちよう」的な話で、日本人にとってはそんなに受け入れがたいものでは無いように思う。一応科学的な考察に基づいた自己啓発的な内容と思えばよいのかもしれない。人間が感じるものは、脳で感じる。対象が同じでも見方(フィルター)によって変わる。物事の良い面を感じている方が楽しいに決まっている。楽観的な思考、バラ色のめがねを通じて世界を見る。プラス思考は体も人生をも変える力がある。ということかな。 -
読み始めたら、一気に読んでしまった。
『がん、自然治癒力のバカ力』の真柄俊一先生お勧めってことでしたが、大変興味深かったです。
遺伝子の発現を調節する機構を研究するエピジェネティクスという生物学についてはかなり専門的な解説。ただし、意識や心、エネルギーっていう話しになってくると、かなり飛躍が。でもそっちの方が面白いんだけど。 -
遺伝子というのは単なる生物の設計図に過ぎないという、大胆な発想に惹かれ読んでみた。
専門的な用語が多いため少々難しく感じる。私達が健康に暮らすために大事なのは、心のエネルギーの方向を切り替えて、活力を生み出す肯定的思考に向かうことだそうだ。
ただ、難しいのは、意識と潜在意識という、表面的には区別できるように見える心の区分けが、実は密接に関係しあっているということだ。
意識には創造力があるが、潜在意識は本能によるものなので容易にコントロールはできないということなのだろう。 -
http://q.hatena.ne.jp/1256209948
以下のガンジーの言葉の英語(実際のガンジーの言葉)を、教えてください
信念が変われば 思考も変わる
思考が変われば 言葉も変わる
言葉が変われば 行動も変わる
行動が変われば 習慣も変わる
習慣が変われば 人格も変わる
人格が変われば 運命も変わる
出所を明記お願いします Web Page アドレスを明記願います
本 アマゾン.comへのリンク、書名Googleで調べた場合、検索でひか
っけられるキーワード記憶や、訳では無いものでお願いします
よろしくお願いします
# MC2 質問に答える ウォッチリストに追加 のっかりはてな
# 状態:回答受付中
# 回答数:1 / 5件
# 回答ポイント:50ポイント
# 登録:2009-10-22 20:12:30
# 終了:--
# カテゴリー:学習・教育 芸術・文化・歴史
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4569700640
── ブリース・リプトン/西尾 香苗・訳《思考のすごい力 20090120 PHP》
ガンディーの沈黙の日(新聞を読まない時期があった)
── ガンディーは週に一度を沈黙して過ごした。話すのを控えること
で、心の平穏が得られると信じたのである。これは モウナ(沈黙)と
シャーンティ(平穏)というヒンドゥー教の理念から来るものであった。
沈黙を守る日には、筆談によって他人と意思疎通した。ガンディーは37
歳からの3年半、騒然とした世界情勢は心の平穏ではなく混乱をもたら
すとして、新聞を読むことを拒んだ。
── (Wikipedia)
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090125
細胞は遺伝子に支配されるのではなく、周りの物理的、エネルギー的に影響される。