- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569707549
感想・レビュー・書評
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読み物としては、エンターテイメント通訳の世界が垣間見れておもしろかった。ただ、具体的にどうしたらエンタメ通訳になれるのかは書かれていなかったので、ただのおもしろい読み物として終わってしまった。
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通訳の仕事の内容もさることながら、映画や音楽業界で輝く海外スター達の裏話が微笑ましいです。
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映画スターや有名作家、アーティストの通訳をする著者による、仕事に対する心構えやスターのエピソード、日本人論をまとめたもの。
大学の時に会議通訳の人の演習授業を受けていて、通訳の仕事についての話も聞かされたが、会議通訳よりももっと幅の広い範囲で、言ってみれば泥臭くなりながらも何とか結果を出す現場の職人的な仕事として「エンタメ通訳」というのがあるらしい。現場感溢れる話が盛り込まれていて、特に前半は面白かった。とにかくその場を何とか乗り切ろうとする、笑いで乗り切る、というのは、おれが前やってた仕事にも似ているなあと思いながら、共感できた。後半は、若い人への愚痴、日本人や日本語的発想の特徴(というか欠点)、仕事が減少することの危機感、など、あんまり面白いと思わなかった。そう言えば、著者は学研新書の『フィンランドの教育力』の翻訳者だった。あの本よりもだいぶ充実感があった。前半は。(13/08/18) -
同時通訳とエンタメ通訳は違う。
様々な有名人との交流や思い出を通じて著者が得たものとは。
通訳って大変ですが、すてきな職業ですね。