- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569709550
作品紹介・あらすじ
信長は酒を飲まず、干し柿が大好物の甘党だった!?秀吉は大の猫好きだった!?「鬼のよう」といわれた真田幸村は、じつは小柄だった!?史料を縦横に読み解くと、表向きのイメージとは違う、戦国武将たちの意外な素顔が次々と明らかになってゆく。経歴を詐称していた有名大名、お金がなくて満足に戦ができずに処分された武将、趣味のせいで死にかけたお殿様…。知られざる史実から、彼らの本質が見えてくる。芸能記者たちも驚きの全67項目。あの武将たちの赤裸々なプライベートが暴露されてゆく。
感想・レビュー・書評
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戦国史の知識が多少ないと内容が難しいかもしれません。大河とか好きでよく観ている人なら楽しめるかも。私は途中飛ばしつつ、知っている武将の話は楽しめました。
印象に残っているのは...
織田信長が干し柿が好きだったとか、声が高かったというところか、
家康の爪噛み癖やNHKが家康のつけている甲冑が西洋式と伝えているけど疑わしいとか。
秀吉の馬印は千成瓢箪じゃなくて大きい瓢箪一つだけだったとか。「馬印」も「千成瓢箪」もそもそも知らなかったので勉強になりました。
やっぱり有名な武将のエピソードは理解しやすいし面白みがあるんだなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史マニアの人には面白いんだろうか。それとも、マニアだったら知ってるレベルの話なのだろうか。別段、信長が干し柿が好きだったとか聞いてもなんつうことないので。読み飛ばしの部類。
色々と自分の過去の著書に書いてあるよと引き合いに出すのが鼻につく。
忘れていたが、この人、日本刀は討ち取った敵の首を取ることにしか使われてなかったとか書いてた人だなあ。 -
2.5
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歴史好きなら知ってる武将にまつわるエピソードを違う方面からみて四方山話"としてまとめた。信長が干し柿好きの甘党だとか、上杉はずっと長尾と呼ばれていたとかの類です。面白いけど買うほどではないかも。"
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戦国武将の様々なエピソード。ゴシップと言うほど低俗ではないし、史実から見た信憑性や出典に言及されているのは好印象。個人的には馬名の話が印象に残った。大鹿毛とか河原毛とか、安直な名前が多かったらしい。
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戦国時代に詳しくなかったので、軽い気持ちで面白く読めた。
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戦国大名の裏話かと思いきや、出世の由来など意外と硬派な感じ。
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先日読んだ『戦国時代の大誤解』の著者の本なので、かぶっている情報もちらほらありますが、こちらは『大誤解』よりも細かい項目に分け、マイナーな武将のことも採り上げています。
箇条書き文章のような印象も受けるほど、細分化されており、目次を見るだけでも内容が把握できるようになっています。
著者がよく文献を紐解き、下調べをしていることがわかりますが、知らない武将が多すぎて、読後感が散漫になってしまいました。
愛馬の名前の話の中に出てきた、明智光秀(みつひで)の娘婿の名前が明智秀満(ひでみつ)だったという情報や、わが国で初めて、喫煙が原因で死んだ武将の話などが紹介されて、興味深かったです。咽喉が破れて亡くなったというので、相当のヘビースモーカーだったのでしょう。
史実にドラマ性を含めたものが伝説や通説となって巷に流布しています。
歴史を史実に正していく作業は大切ですが、それは無味乾燥な現実に触れることになるため、この本を読むことで多少なりとも失望感を得るだろうという覚悟が必要です。
とはいえ、一つ一つが短くまとまっており、軽く読めるようになっている本です。 -
とのおおお!