- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569760940
作品紹介・あらすじ
自分が探し出した医療品の原料のせいで、研究員が死んだ疑いのあることを知った直美は、その感染源を探ろうとする。最新医療ミステリ。
感想・レビュー・書評
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物語は少しわかりずらかったけど、チュンメイの『軸を持ちなさい』という言葉が一番の印象だった。
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新薬開発に秘められた企業陰謀を暴く医療ミステリー
・消えた村
・原因不明
・発症
・疑惑
・失踪
・捜索
・裏切り
・切れかけた糸
・新しいパートナー
・宣戦布告
・豹変
・闇の孤独
・諸刃の剣
・罠
新薬開発の試料を求め、東南アジアの島のジャングルに分け入る直美。
サンプルを日本に送った矢先に研究者が原因不明の感染症で亡くなる。
自分が送った試料に問題があるのではと、試料を採取した村に向かうが、村がなくなっていた。
研究者の死亡に隠された企業の陰謀に立ち向かう。
医療ミステリーでスラスラと読めましたが、もうひとひねり欲しかったところ。
目次はこんなに区切っちゃうと、内容が読めてしまって削った方が良いともいました。 -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:913.6||S
資料ID:95140134 -
そうだなぁ…題材が面白そう!って読み始めるのだけれどなんだか展開がなぁ。そりゃ、ないでしょ、とねぇ…受け入れられず、モヤモヤしたまま読み進めなくてはならないわけです。登場人物達もイマイチ魅力に欠けるような…うーん。残念。
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続きが気になってどんどん読めました。
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さっぱりおもしろくなかった
最後まで読んだのだけど、とにかくおもしろくなかった。この作家さんの作品はどれも登場する女性のイメージが掴みにくい。ご本人は美人さんなんだけど、ヒロインがかわいいとか美人だとか、痩せてるとか肥ってるとか、なんかそういったイメージを想起しづらいんだなぁ。
さらにそれに加えて、物語の転機となる裏切りとか言ったイベントやアクシデントの発生理由が希薄なんだよね。だから、なんだか傍観してしまって、物語に入れない。今回は特に構成が貧弱に感じた。残念。 -
大会の観戦の合間合間をメインで読んでいたけど、その都度物語にすんなり入っていけて読みやすく面白く読めた。この人の本は女性主人公が多いせいか、感情移入しやすい。読後感も悪くないので、また探して読んでみたい。
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題材と舞台は面白そうだな、とおもったけれども、肝心のストーリーはふつうだった(´・ω・`)
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人体工場と同様に、リアリティは薄いが、読み物としては好き。
しかし、謎解きの部分が弱い事は相変わらず。 -
マレーシアで日本製薬会社と取引をしている日本人女性・直美。
彼女の関わるプロジェクトの裏では、
彼女の秘密裏に別の動きがあったー。
その"ある動き"によって日本へ送られた医薬成分のサンプルには、
扱い次第で治療薬にも病原体にもなる成分が含まれていた。
彼女は自分に対する裏切りや周囲からの不当で理不尽な扱いに憤然としながらも、病原体の感染源と真意究明とのために命がけで奔走する。
彼女の経験する悔しさ地震の無力さへの苛立ちが伝わってくるように、
真相解明へ向け、ページをめくる手が止まらなかった。
結局ボンゴの真意はわからない。
帰路の暴言は何だったんだ