夢幻花(むげんばな) (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569765600

感想・レビュー・書評

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  • さすがの東野さん。最初の事件、姿を消した人…全て"何かに繋がってる"とは思いつつ、なかなかわからないまま進む話に引き込まれました。

  • 個人的に大好きな作品

    黄色の朝顔な時点で魅力的
    だけどおじいちゃんの死をきっかけに動き出す世界
    グルグルと世界に引き込まれる

  • 何の為に生まれて何をして生きるのか〜
    後半、アンパンマンのオープニングテーマが脳内に流れてくる。
    こうやって、使命感を持って色んなことをしてくれてる人がいて、快適に暮らすことができる世の中。当たり前と思ったらあかんなと感じた。

  • 面白かった。 一気に読んだ

  • 面白かった。

  • やっぱり東野圭吾は面白いなー。それぞれがどう繋がるのかが気になってほぼ一気読み。負の遺産の責任を後々まで背負って行かなければならないなんて辛いわ。

  • 前に読んだ。やっぱり東野さんは凄い。どう話が収束していくのか?一気に読んでしまった。

  • 梨乃ちゃんと結婚したい。切にそう思える作品だった。水泳でオリンピックを目指すほどの才能を持つ彼女に自分が水泳ができないことで憧れを抱いたのかもしれない。しかしながら自分が出来ないことが彼女が出来るということはいささか羞恥心が生じる。この作品を通じ、もし水泳がとびきり出来る彼女が出来、海に出かけた場合恥ずかい思いをしないよう、プールに今からでも出かけようと思えた。この姿勢は水泳だけではなく、様々なことに生かせるはずだ。できないことを可能をしよう。その姿勢を教えてくれた、梨乃ちゃんに感謝したい。ありがとう。しのちゃん!(この作品は水泳はほとんど関係ありません。推理小説です。)

  • 東野作品の中でも一番好き!伏線が最後にすべて回収されるのがすごいことはもちろん、専攻が原発であるために将来に悩む大学生、泳げなくなった元オリンピック候補選手が、黄色い朝顔にまつわる一連の出来事を通じて前向きに未来に向かっていくところが読んでて心が温かくなる。江戸時代には黄色い朝顔があったのに、その種の一種の麻薬作用により、幕府や政府の計らいにより次第に姿を消して行ったという陰謀説も好き!冒頭、刀を持ったランニングシャツのおじさんが殺人しちゃうとこなんて鳥肌もの!それがどう絡んでくるのよ、って思ってたらこれも朝顔の種のせいだったのね、と。さすがです。

  • 一見、バラバラな話が繋がっていく様は流石でした。
    映画化してほしいな!

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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