マインドマップ デザイン思考の仕事術 (PHP新書 662)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569771113

作品紹介・あらすじ

脳の構造に基づいて提唱された図解表現技法・マインドマップ。アイデア発想や思考の整理に絶大な効果を発揮するため、ビジネス・教育の現場で広がりを見せている。その中でも本書で紹介するデザイナーのマインドマップには一線を画するものがある。見た目の美しさは頭の混乱を整理し、モチベーションアップにも繋がるのだ。たとえば、会社の存続をかけた商品企画。コストや顧客、上司からの要望など、考慮するべき要素が多く、通常なら混乱は必至だが、情報を整理し俯瞰すれば解決策は見えてくる。

感想・レビュー・書評

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    仕事に生かせるマインドマップ

  • たくさんのマインドマップが紹介されていて、参考になりました。
    最適解を導くテンプレートはぜひ、使ってみたいです。

    問題はマインドマップと向き合う時間を1時間の単位で捻出すること。
    楽しいのはわかるのだけれど、限られた時間で、どこまで描けるのかが気になりました。
    課題解決のためには、時間をやり繰りすべきということなのかな。

  • さらっとかいつまんで読んだ。
    デザイン志向の方法論にプロダクト作成のヒントをもらった。

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  • とにかく手を動かして書いてみよう!

  • ○デザイン的発想=実行に先立つ計画+デザイン+物語の力
    実行に先立つ計画=頭の作業=製作者の意識や意図
    デザイン=手の作業=装飾=色・形・素材・質感
    物語の力=コミュニケーション=キャッチフレーズ=歴史
    ○人は、同時代に製造販売されている商品のデザインに関して、「色・形」以上に「製作者の意図」が分からないと、安心してその良し悪しを評価できない。
    ○デザイン思考の心構え
    1経験の拡大 観察者自身が自らの経験を拡大させるつもりでフィールドワークに臨むこと。意味のある細部に気づき、ユーザーの経験を自分の経験のように、自然に仮説やシナリオに昇華できるような心構え。
    2プロトタイプ思考 「まず作って考える」ことであり、短時間でたくさんのプロトタイプを作って、頭で考えるのではなく手で考えること。
    3コラボレーション 一人ではなくチームだからこそ、創造的な解決案が生まれるのだと確信し、そのようにチームを運営する心構え。
    ○脳の七原則
    1相乗性(脳は情報を掛け合わせる) 脳に情報がインプットされると、それをきっかけに次から次へと考えが生まれる。
    2成功志向(脳は成功に向けて働く) 目標を立てると、意識していない時も、脳はその達成に向けて四六時中働く。
    3模倣性(脳は完全に模倣する能力がある) 何かを身に付けたいとき、その能力に長けた人を真似るのが最良の方法。
    4完全性(脳は完全性を求める) 脳は空白があると埋めたくなる。
    5知識志向(脳は常に新しい知識と情報を求める) 脳を継続的に鍛えるには、常に新しいことを学んで情報を与えることが有効
    6事実志向(脳は真実を追求する) 脳は生き残るために必要な「真実(=正確な情報)」を常に求めている。
    7根気よさ(脳は粘り強い) 脳は本来粘り強く、勝算の有無にかかわらず成功に向けて努力し続ける。
    ○箇条書きの一般的ノートが思考だけを書き付けるのに対して、マインドマップは思考だけでなく感情まで表現してしまっている。
    ○トニー・ブザンの「マインドマップ超入門」
    ○マインドマップの基本ルール
    1用紙 A4サイズ以上の無地の白い紙を横にして描く
    2セントラル・イメージ 紙の中心から描きはじめる
    3色 カラーペンを使い、カラフルに描く
    4セントラル・イメージ色 中心は3色以上のカラーペンで描く
    5ブランチ 中心からブランチを放射状にのばす
    6単語 ブランチの上に単語を乗せる
    7楽しむ 楽しんで描く
    ○マインドマップは、あるテーマを想定して、そのテーマから想起されたイメージを中心に描き、その中心のイメージから外側に向けて放射状にカラフルな曲線の枝を伸ばしながら、その枝の上に思いつくままの言葉や絵を描いていく手法。
    ○調査資料にお金をかけるよりも、本当のユーザー数人を友人達に紹介してもらい、直接インタビューする方が有効だということ。
    ○マインドマップ
     思考ツールとして使う場合に、きれいなマインドマップが必要
     思考ツールとして使う目的は大きく二つ 1アイデアを発想してまとめたい場合 2混乱した状況を解放へと向かわせたい場合
     描いているときは「きれいに仕上げる」ことに気を使いたくないが、見返すときは「きれい」なほうがよい
     きれいなマインドマップを見ると、人間本来の楽観的な感情が生まれやすい
    ○色鉛筆を使ったテクニック 色鉛筆は、最初は薄く描き始め、徐々に濃く描く。「ハッチング」という手法(ほぼ等間隔(1~3ミリ)に並んだ線をたくさん引くことで面を感じさせるテクニック。
    ○①ゴール(未来)②現状③課題この三つの問いかけは、順番も大切です。
    ○講義録のマインドマップは、何度も練習して、慣れることが必要。さほど重要でない会議やセミナーなど、練習の場面は身近にあります。その際は、色やイメージを使わず、ボールペン一本で書くことから始めるとよい。
    ○上下垂直方向には、メイン・ブランチを伸ばさない方がいいでしょう。ブランチに乗せる言葉が横倒しになり、読みづらく、きれいに見えない。

  • 10.6.5
    健康ビジネス 大西氏がマインドマップカフェに参加したときに持っていった本。

  • きれいなマンドマップのススメ。

  • デザイン思考の考え方は普段の仕事に取り入れられると思いました。
    マインドマップの本としては初心者向けではないような気がします。

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