- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569773117
感想・レビュー・書評
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ブックデザインをいたしました。
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インタビュー集。
筆者のでしゃばり感がちょっと鼻についたものの、興味深いお話もいろいろ。
帯を作っている方の話、良かったな。 -
「堀木エリ子」で検索したら二冊ヒットした。もう一冊の方は図書館にないっぽいからこれ。
「革新」が長年育まれた結果が「伝統」だ。伝統は常に進化の途上にある。50年後も100年後も人の役に立てるように変化していく。 堀木エリ子 -
この20年で、かつて目覚しいまでに発展した日本経済は、
完全に足踏み状態となり(むしろ後ずさりすらしている。)、
それに伴って、人々の「はたらくこと」への価値観は大きく変化した。
「金を得る、社会的に高い地位にいたいためだけに人ははたらくのか。
いや、仕事に対しもっと違った価値観が生まれているはずだ。」
FROM-1st、東急ハンズを作ったライフ・プロデューサーの浜野安宏氏が、
新しい価値観ではたらき、生きている人々16人に会いに出かけ、
「はたらき方」について語り合った。
対談相手は、
靴のつくり手、美容師、農商人、壁画師、帯屋、和紙アーティスト、漁師、
スタイリスト、料理人、エッセイスト、手料理創作人、自然食品経営者、
NPOエンジン、フィッシングクリエイター、野菜伝道師、フィギュアクリエイター。
「え?これって何をしている人?」
と聞いただけでは、その仕事内容をイメージしにくい人もいる。
それだけ、現在、職業は専門的になったり、もしくは複雑化したり、
簡単にカテゴライズ出来ぬようになり、
仕事の内容はより豊かに、個性的になり、
探せば沢山の道が私達の前には広がっている、
「迷子になる贅沢」がある、という事なのだろう。
どんな仕事をしている人が、
どのように考えてこの仕事を始め、
今はどのように感じながら日々働き、
どのような将来の夢を描いて、
今という日を生きているのか。
これから就職をする人、転職を考えている人、
そして今、自分の仕事を愛している人も、
仕事する自分が「好きでない」人にも、
読むと「何か」を与えてくれる本だと思う。
それ位、16人の「はたらき手」の方々とインタビュアーの浜野氏の
ものすごいエネルギーを感じる本である。