美人の古典

著者 :
  • PHP研究所
3.27
  • (0)
  • (6)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569775401

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山下さんは初めてで、一体どんな方なのかと思い読みましたが、非常に良い各作品の紹介でした。
    偏りがなく読みやすい。
    国文学科卒で作詞家、ことばに関する書籍を出しているからというだけではなさそうだと参考文献を見て感じました。
    集成・全集・体系にビギナーズ・クラシックまで。
    各作品それぞれ目を通されている。
    あまりこの手の本でここまで読まれている方を見かけない気がします。
    山下さんも述べているように「古典愛」を感じたとともに、古典への誠意を感じました。
    入門書やレポート・論文のテーマの参考などに活用するのにとても良い本ではないかと思いました。

  • 短大のレポート課題で、参考文献として読みました。古典は、高校当時は暗号文で、授業は寝てばかりでしたが(汗)。この本を読んで、古典って、ちゃんと読めば、当時の生活や社会のこと、人々の心情が伝わってくるものなのだな、と思いました。特に、女性作家の作品は、男と女の関係を面白く書いているものも多く、古典に対する見方が変わった気がします。

  • 中学や高校の時に教科書で読んだ古典を覚えていますか?
    この本ではあの難しい古典が現代向けに面白く描かれています。
    恋愛に、夢に、現実に疲れてしまった時、昔の女性が記した書物で癒されることが出来ますよ!

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 紹介されている作品どれも面白そうで読みたくなった。
    感じることは、昔の人も今とあんまり変わらないんだなぁ。
    どれも面白そうだけど、特に「更科日記」と「堤中納言物語」が読みたい。

  • 古典の有名どころをサラッと解説している本。少し敷居の高いように思えていた古典を、1つの作品として取り上げ、それぞれの作品から見える恋愛や人生にたいするものの考え方などを、著者自身の考えも交えて読みやすく描いている。今も昔も人は悩んだり熱をあげたりしているんだな、と思い、遠くに感じていた古典作品に、興味が沸いた一冊。

  • 名前は聞いたことがあるけど…というお話の内容を教えてくれます。
    昔も今も人の気持ちって変わらないんだなあと思いました。
    高校生の時に読みたかったな。

  • 「古典」と聞くと、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、古典には
    昔も今も変わらない生き方のヒントがつまっているのです。
    この本を読んで、古典の面白さに目覚めてください。
    古典をたしなんで、教養のある女子になりましょう!!

    ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00174677

  • 中高時代はさっぱりだった古典も、大人になって読んだ方が共感でき
    身近に感じられた。
    約千年前の方々と本を通じて女子トークしている感覚。

  • 古典文学のあらすじ紹介的な本

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山下景子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×