- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569789002
作品紹介・あらすじ
このわごむはわたしのもの。おさがりでもなく、みんなで使うものでも、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのもの。
感想・レビュー・書評
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見つけちゃいましたねー。
わたしだけのもの。
ゴミ箱の横にあったわごむ。
おかあさんがいいって言ったからわたしのものになったわごむ。
だれのものでもないわたしのもの。
…で、わたしのすきにしていいもの。
いっしょにおふろに入ったり、いっしょに寝たりと可愛いすぎる〜って思ってたら…。
すごいこともできちゃう。
未知の世界へもいっちゃう。
動物たちと遊ぶのもサイコーって感じ。
可愛いことから大胆なことまでいろいろやっちゃいましたわ。
そしたら…あら?あらら?あららら?
ついに、とうとう、きれちゃった。
見つけるぞー。見つけたぞー。
次は、クリップなのか〜っ。
さぁ好きに楽しんで〜ってなるね。
この子の表情がまたサイコーなんだわ。
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お母さんからもらったわごむ、わたしの、わたしだけの宝物…わごむがあれば、いろんなことができちゃう♪みんな、大事にしている宝物があるけどわたしはわごむ!
すっごくかわいい絵本で、わごむだけなのにすごい…!かわいいな、この絵本!ほほえましくて、読んでいて和む絵本です。こんな風に“もの”を大事にするっていいな~生活の中で、“こんなもの”と思っていいる“もの”でも意外な活用法を考えるのも楽しそうです!クリップハージョンも読んでみたいです。 -
食いつき度★★
三歳の娘に購入。
女の子がお母さんから輪ゴムをもらう。それを自分のものとして大切に思う物語。お兄ちゃんに借りたり、友達と順番に共有するものではなく、自分だけのものを手にして大喜び。女の子は輪ゴムによって輝くであろう、これからの人生を想像します。 -
今思うと「どうしてあんな物に?」と思うようなものに執着していたーそんな幼い頃の自分を思い出しました。
もしかしたらインプリンティングの一種なのではないか?
そんな姿は大人の私から見ると可愛く
いじらしいものです。
また、実際に離れてしまうとあっさり忘れてしまうのも、
この年齢の特徴。
いっぽうで大人になってからの私は、そういう意味での執着は無くなったけれど、別の意味でお別れの悲しみが半端じゃないのです。 -
久々に、小4娘に読み聞かせ!(嬉)
読み聞かせが終わって娘がひと言、
「これ、学校で読んだことあった☆(テヘ☆)」
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“自分だけの”わごむを手に入れた女の子が、わごむとともに日々をどう生きるか、想像につぐ妄想混じりの想像をするお話。
しかも、ちゃんと落ちるオチ付き!
そしてラストページから裏表紙の絵までの間に、「なにがどうなってそうなった?!」と、娘とともにツッコミ入れました。
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“自分だけのもの”って、それがどんなに些細なモノであっても、すごくうれしいんだよ〜
なかにはなんでそんなものが宝物なの?!ってこと、あるけどさ、でも本人にとっては宝物なんだからさ、いいんだよ〜
宝物はみんな、ちがうんだよ。
みんなちがう人間だから、好きなもの、たいせつにしたいものはそれぞれあっていいだぜ☆
という絵本です(多分)。
…なんだけど、それがこんなにもユーモラスにえがかれているところが、ヨシタケシンスケさんクオリティ。
どう考えてもわごむ、そんなに伸びないよ?ってツッコミたくなりますが、いいんですいいんです、だって妄想だもの、いや妄想じゃなくて空想につぐ想像だもの。
想像の世界では、わごむは無限に伸びるんやい!
そんなふうにこの絵本は、想像の世界と自分の好きなものをやさしく包んで見守って伸ばしてくれる絵本です。
読んでるうちにふふっと頬がゆるんじゃうけど、それもまた味わい深いです。 -
娘がおなじ顔してます。
そしてお兄ちゃんsからくだらない宝物を守る姿や、変わり身の速さも。
輪ゴムに無限の可能性を持つその感性、大人になると忘れてしまいますね。
ヨシタケさんの本は子供心を思い出させてくれて、一緒に楽しめるのでとても良いです。 -
今回の道具?が輪ゴムなので先の展開が透けて見えたが、面白く読めました。
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【あらすじ】
このわごむはわたしのもの。おさがりでもなく、みんなで使うものでも、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのもの。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ヨシタケさんの絵は全般的に顔の感情表現が豊かで好きですが、特に目が「⦿」になっている顔の絵が一番好きです。この本はその顔が堪能できる1冊です。
他人には理解されないけど、ピンときて、手元に残してあるモノってありますよね。我が家では小さい太陽の塔(大阪万博記念公園のヤツのレプリカ)がなぜか家宝的な扱いになって、引っ越しを乗り越えて残っています。たぶん夫婦そろってピンときたからですね。モノが増えると収納に困りますが、ちょっとした「たからもの」がたくさん見つかるといいなと思いましたし、息子たちにもたくさん与えてあげたいと思いました。 -
〝ごみ箱の傍に輪ゴムが落ちていた。「ねえ、この輪ゴム、わたしにちょうだい! い―い?」って、お母さんに聞いたら「ドーゾ」だって。 「やった!この輪ゴムは、わたしのだ!!」 わたしずっとほしかったの。お兄ちゃんのお下がりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけ貸してもらうものでもない、わたしだけのものが。「わたしの輪ゴムは、誰にも渡さない!」・・・〟ヨシタケシンスケさんのこの本を読んだら、きっと、あなたも宝物にしたい何かが欲しくなる、夢が膨らむユーモア絵本。
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私の輪ゴム 一緒に寝てる所かわいかった!
最高!