夢をかなえる未来ノート (わたしたちの本棚)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569789774

作品紹介・あらすじ

「プロ野球選手になる」という夢を実現させたい野球少年の陽翔は、双子の弟と一緒に、「未来ノート」を作ることに挑戦するが……。

感想・レビュー・書評

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  • [江東区図書館]

    表題から、人生指針的なことを書いた話か、それとも具体的な生活指導を書いた話か、でもやっぱり小説なのか?と内容それ自体ではなく、ジャンル確定への興味をもって開いた本。そしたら答えは最後の小説だった!

    一応借りてきて、読むようにとも言ったけれど近年もう強制読ませも出来なくなっている息子は、結局何回説いても開くことさえしなかった模様。でもこの本、きっと読書感想文とか、子供への自己啓発本としていいんだろうな。

    大人目線では、双子の男児兄弟、その片割れの始めた「ぼくだけの未来ノート(発明ネタ帳)」、PDCA(Plan,Do,Check,Action)サイクルやココシャネル、大谷翔平などの話題、片割れに少し気後れや劣等感や嫉妬感?も感じながら成長していくもう一方の片割れの主人公、とシチュも内容もバッチリのお話なんだけれど、、、、惜しむらくは読んでほしいうちの子とかにこそ、この手の本への食いつきが悪いだろうということ。読みたがらない(成長していない!?)割には、下手に読ませると大人の”あざとさ(期待)”だけはしっかり汲み取ってかえって嫌がるんだろうしな、、、、

    でも本当に小説という形を借りただけで、特に終わりの方の、「始める勇気、つづっける根気、やり抜く本気」から後は、それまで片割れを眺めるだけだった主人公の盛り返し過程で、様々な自己管理術の紹介ともなっていて面白かった。二段重ねの未来シナリオ、論理展開シート、週間日記、、、しかもどうやらシリーズ本で、「願いがかなう ふしぎな日記」「望みがかなう 魔法の日記」とあっての最終巻が本書だったらしい。

    ただ、この感想を書くにあたってサラリと読み返していて、やはり随所に大人の思惑以上の"女性らしさ"を感じてしまった。具体的に指摘するほどに体系立てて気づけていないけれども、恐らくキャラ設定とか、本文の文体とか、全く同じ設定でストーリーで自己啓発方法の紹介であっても、もしかしたら男性作家だったらもっと違う感触の本に仕上がって、それならうちの子でも読めたんじゃないかな??多分に我が子が本を読まないことを作家側に責任転嫁した言い分だというのは重々自覚しながらも、ちょうど昨日「牛乳カンパイ係、田中君」という本を読んでしまったせいか、あのテイストなら読んでくれるというのならその読める形だったらいいのに、何とかして読んでほしい!と思ってしまった。これもバカ親心。

    でも、とりあえずこのシリーズの前作二作も一度入手してみよう、そして求めるテイストでこの本のコンセプトをカバーした作品もあるかもしれないし、今後も目に付いたら見ていってみよう。

  • 読書感想文を書いてみたら、うまく書けなかったけど。

  • 息子の心に少しでも響いたら嬉しいなという下心をこめて購入。
    す、すごい…。
    この通りに実践を続けたら素晴らしい!
    大人でもそれなりに読み応えありました。
    小学校高学年以上向けかなと思います。
    こっそり子ども用本棚に忍ばせておきます。何か少しでも響くものがありますように!

  • 前2作に比べてずいぶん現実的な話になっている。

    最近、子ども向けの自己啓発本が多いとニュースで見たけれど、これも時代の影響か。

    文章は相変わらず読みやすく面白い。
    でも、具体的なノートの書き方になってきたあたりから、ちょっと強迫観念も。

    それでもできそうなものからチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

  • 本書は子ども向けの自己啓発小説。
    だけど、40歳目前のおばさんにもグッとくる。
    難しい自己啓発本より、よっぽど分かりやすく、やってみようという気持ちになる。

  • 面白かった‼️

  • いい話だった。

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。主な著書に『願いがかなう ふしぎな日記』『願いがかなうふしぎな日記 光平の新たな挑戦』『望みがかなう 魔法の日記』『夢をかなえる 未来ノート』『「水辺の楽校」の所くん』(以上、PHP研究所)、『走れ!家出犬ジェイ』『電車でスタンプラリーへGO!』(以上、金の星社)、『勇気を出して、はじめの一歩』『ここではない、どこか遠くへ』(以上、小峰書店)、『メロンに付いていた手紙』『歌え!多摩川高校合唱部』(以上、河出書房新社)などがある。

「2023年 『願いがかなうふしぎな日記 夢に羽ばたく夏休み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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