電子出版の未来図 (PHP新書 708)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569793535

作品紹介・あらすじ

「電子出版元年」と呼ばれた二〇一〇年。出版業界では、様々な議論が巻き起こり、多くの電子出版ビジネスがスタートした。果たして電子出版は儲かるのか?「iPad」「Kindle」は、出版業界にとって脅威なのか?出版社、取次、書店はこれからどうなるのか?編集者の役割は終わってしまうのか?こうした疑問に、日本に先駆けて米国で起業し、いち早く電子出版を始めた若き起業家が一つの方向性と将来像を指し示す。出版業界、IT業界、そしてクリエイターたちに向けて書き下ろした「体験的電子出版論」。

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、電子出版や電子書籍の未来予想を記述した一冊。

    出版年月日が2011年と弱冠古いものの、海外(主にアメリカ)の電子出版事情にも精通してるだけに、参考になった。

  • 難解だなあ。ITに詳しい人なら理解できるだろうけど。

  • 今のライフスタイルだったら、kobo touchを持っていてもいいような気がするのだが・・・。それにしても、電子出版元年って、いつまで続くんだろう。

  • 実際に電子出版を手掛ける立場からの主張が多く記述されている。
    電子出版に可能性を見出しているが故のジレンマを端々に感じるが、若干、拙速である感は否めない。
    クリエーターや、個人編集業を目指す人々へのエールとしてはお勧め。

  • 「電子出版の時代が来ている」と言われているが、実際にその中身がなんなのか、背景や予想などが詳しく述べられている。日本の対策に警鐘を鳴らす著者だが、決して日本の電子出版の未来が暗いと言っているわけではなく、現状のままだとまずいことを指摘し、出版界に発奮を促している。IT関連の話などについていけないこともあるが、電子出版がどのようなものなのか知りたい人にはオススメ。

  • 2010年時点の電子出版の状況が、実際に海外で電子出版に携わる著者の視点から論じられている。
    主に日本での電子書籍普及の遅れについてが中心。
    2012年になっても日本の電子書籍は、一部のコンテンツを除いて普及しているとはいえない。これからの展望を推測する手がかりとなる一冊。

  • 著者は海外在住で実際に電子出版事業を手がけており、そのブログの内容をまとめたものが本書らしい。現状理解には良い。

  • 当ブクログは、この本を読むことで知ることとなった。
    電子書籍は、従来の紙ベースの書籍とは全く別のものであるということが良くわかった。近い将来、本の流通、出版社のあり方は大きく変わるのかもしれない。

  • 結論は、電子書籍であろうが、紙であろうが大事なのは中身だ、ということ。

    アメリカでコンサル業を営んでいる著者にしては、精神論的な結論が意外だけど、電子書籍も「本」である以上、その中身の充実に日本の本関係者はもっと力を入れるべきなのかもしれない。

  • 有名作品を漫画にしてリメイクは素晴らしいアイデアかも。

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