20代からはじめる社会貢献: 400社が支援した「社会起業」とは (PHP新書)
- PHP研究所 (2011年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569794327
感想・レビュー・書評
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衣ちゃんのオススメ
この小さな本に、心がいっぱいになりそう…。
衣ちゃん曰く、
『一行一行が、心に沁みるよ…』
貧困は、発展途上国だけの問題ではなく、世界が解決するべき問題
TFTメニュー
援助
健康管理
→一石二鳥でもある、
この人自身が、TFTを大好きなんだな、というのが伝わってくる。
『想いをかたちにする力をもったひと…
企業に適応できない人のシェルターではない』
→なかなか厳しい事も言っているな、小暮さん詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「自分ではなく社会のために働きたい」
「会社で出世するよりも社会起業家として成功したい」
そういう若者が最近増えているのを実感します
「会社に貢献し利益から給与をいただく」から
「社会に貢献し善意の寄付からお金をいただく」
こんな仕組みの大転換だが日本ではどうしても馴染みが薄い
著者の団体(テーブル・フォー・ツー)は食堂利用者がTFTのヘルシーメニューを注文すると、自動的に支払い金額のなかから、子どもの給食1食分に相当する20円が開発途上国に寄付されます
ただ日本では寄付活動が無給の善意のみで頑張っているものと勘違いされるようで寄付金の8割を開発途上国に送ると説明しても「なぜ10割じゃないのだ」と詰問されることもしばしばとのこと
この本からは普段はあまり知ることのできない社会貢献やNPOについて様々に知ることのできるキッカケになります
日本のこういう活動は他国と比べて存在感は薄いのだがどこの国も往々にして、自分たちの哲学や価値観を相手に押しつけるという態度をとりがちですが、日本人はあまりそういうことをせず、相手の立場を尊重するので、現地での日本人の評価は悪くない
ソーシャル・セクターで働いているといっても、宗教家や世捨て人のような人はひとりもいなく、それどころか考え方や仕事に対する取り組み方は、民間企業で働く優秀なビジネスパーソンと何ら変わらない…などなど。
できればTFT以外のNPO・ボランティア団体についても紹介があればよかった
何しろ日本ではこういうソーシャル・セクターについて知らないことが多すぎるし知る機会もほとんどないのが実情です -
分野は違えど、長いことNPOに関わってきたものとして、良くわかるわかる!と同意できる内容多し。
これから社会的活動をしようという人は読んでおいた方がいい。特に引用したようなことをよく心に刻んだ方がいいと思う。 -
社会起業家(チェンジメーカー)に必要なスキルや、心構えがわかりやすく書かれている◎持続させれば社会は変わる。持続させる為に利益を上げる。ゴールを決めるからぶれない。至って当たり前だが認知されていない事を実経験を元に解説しいる。
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できる範囲で取り組む 社会貢献
ビジネススキルは重要
何が優先かを はっきりさせる
派手なイベントで 敷居を下げる 集客力を アップさせる -
将来、社会起業するために、もしくは社会起業に貢献できるために今何ができるのか。
まずは、実際のビジネスを知ること、これが20代の人にできる、私にできることだと感じました。 -
TFT代表の木暮さんの本。おそらく、著書としては、「20円で世界をつなぐ仕事」についで、二冊目です。
社会貢献は押し付けでは、いけない。それも、色んなレベルの参加の仕方があって良いのだから、一番高いレベルが基準になる必要もない、と述べられているのには、拍手したいですね。
また、社会人が社会貢献するときのポイントや7章の影響を受けた本の紹介は、この分野にもっと関わりたい人には、示唆的で良いです。
2011年6月21日読了37冊目 -
TFTの小倉さんの著書。非常に読みやすく、1時間あれば読みきれる。TFTの活動について詳しくかかれているが、エゴがない。個人的には序章が好き。
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2011年46冊目。
「『20円』で世界をつなぐ仕事」が自分にとっての青信号だったのに対して、
本書は良い意味で黄色信号。
「進むな」という意味ではなくて、
「一度立ち止まって、再前進の準備を整えよ」と言われた気がした。
大学連合という舞台から事務局インターンに重心をシフトした身として、
前作よりもビジネスのシビアさを押し出した本書は必読だったと思う。
コストパフォーマンスから優先順位をしっかり考えなきゃいけない、
そんな中でも自分を含め関わる人たちがワクワクしていられる環境を作りたい。
ちなみに小暮さんが最後に紹介してるお勧め本、
半分以上読んだことあってなんか嬉しかった。笑