コンサルタントの「ひと言」力 (PHPビジネス新書 178)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569796222

作品紹介・あらすじ

ビジネスシーンで「発言する」とき、忘れてはいけないことがある。それは、「仕事をしている人は、そもそもみんな忙しい」「全ての人があなたの話を聞きたいわけではない」という現実だ。そこで求められるのは、「ひと言」で本質を伝えて、納得してもらい、行動してもらうスキルである。本書は、数々の現場をマネジメントしてきたコンサルタントによる「相手を刺激して、場の空気を変える」力を磨くための一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • コンサルタント業務をすることになったので、その前に知識をつけておきたいなと読み始めた本です。
    図書館でさがして目についたので、読んでみました。

    ====
    口癖の棚卸し → キーフレーズを探しだす

    私の業務でも使えそうなところを要約してみます。
    ※本文引用含む。

    ■目的を確認するひと言
    ・そもそも目的は何でしたけっけ?
    ・そもそも何をやりたいんでしたっけ?
    ・どうやるか(HOW)より、何をやすか(WHAT)です。
    ・ゼロベースで考えてみましょう。

    ■相手に覚悟を促すひと言
    ・いま変わらなかったら、ずっと変わらないですよ。
    ・簡単な変革なんてありませんよ。
     ※成功の要諦は、成功するまで続けることにある
    ・気づいた人がやるしかありません。世の中そういうものですよ。
    ・君が進んだあとに道ができるんだよ。

    ■相手の考えを整理させるひと言
    ・まずは軸を決めましょう。
    ・三つにまとめてみましょう。
     ※三つが最もバランスが良い?
    ・他のオプションを教えてもらえますか?

    ■自分の「ぶれない軸」とするためのひと言
    ・他責ではなく、自責で考えて!

    ====

    ひと言でその場の流れを変えたり、
    まとまらない雰囲気を整理して方向性を示したり、
    すぐにはできないと思う。
    だからこそ、これらのことを念頭に置きながら場数を踏んでいこうと思う。

  • 会議を早く終わらせる「ひと言」がいっぱいありました。

  • 優れた「ひと言」には全体をイメージする力がある。そんなキーフレーズをたくさん言えるように準備しておきたい。

  • 伝える力、大事だよね。
    パワーフレーズとか、事例で伝えるとか、身につけたい力だと思う。
    「戦略とは捨てることです」何度思ったことか…
    人は、must(すべき)とwill(したい)とcan(できる)の三つがそろった時に、初めて主体的に行動しようという意欲が湧いてくる。mustとcanがあっても、そこにwillが加わらなければ、人を動かすことはできない。
    なるほどねぇ。人生の中にwillを組み込んでいかないと、なかなか改善しないんだろうな。

  • vol.119
    それが本当に「目的」か!?組織を尖らせ、人を動かすひと言を身に着ける!
    http://www.shirayu.com/letter/2011/000236.html

  • この本のわりと前半に出てくる「高く!」「広く!」「深く!」というフレーズは非常重要な考え方だと思いました。

    心にささったフレーズ&シーン
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    「Howよりも、まずはWhatですよね」
    「何をやるか」を考えなくてはいけない時でも、すぐに「どうやるか」を考え始める日本人。

    「ゼロベースで考えてみましょう」
    固定概念・先入観・偏見からくる囚われを解消する。

    「なかでもどこが、一番違うと思いますか?」
    相手が断固否定の場合のカウンタートーク。
    ------------------------------------------------------------

    この本を読み進めていく際に、私は「自分が著者にコンサルを受けている」ような感覚になりました。
    コンサルで使うというよりは、自分自身を見つめ直したいと思ったときに読みたい本です。

  • 2015/5/10 前より具体的

  • どうひとことを言うか?

    →目的を明確に設定するには、問題意識、危機意識、当事者意識が必要
    仮説検証のサイクルを回していくことが重要であり、失敗とは次なる仮説を立てるためのベースになるものであり始まりに他ならない
    本質を深堀するには切り口の鋭さ、的確さ、深さが求められ、単なる整理ではできない
    切り口の鋭さに必要なのは仮説を持ってテーマに臨む

  • ・今変わらなかったら、ずっと変わらないですよ。
    ・簡単な変革なんか、ありません。
    ・他責でなく、自責で考えて。

  • 場面を意識した一言というのは非常に参考になった。
    基本的には良く言われるし、ほぼほぼ書かれている内容の言葉を使用していた。
    それは書かれている事を読んで認識、意識出来たということで、今後は意識して場面場面で一言を変えていけるようにするべきだと感じた。

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著者プロフィール

株式会社HRインスティテュート代表取締役会長

「2014年 『30ポイントで身につく! 「マーケティング思考」の技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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