プロの知的生産術 (PHPビジネス新書 200)

著者 :
  • PHP研究所
3.36
  • (14)
  • (63)
  • (61)
  • (16)
  • (8)
本棚登録 : 580
感想 : 76
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569798790

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 情報の整理法。

  • 他の本にも書かれているものと重複するけど、一流コンサルタントの筆者が日頃どのようにインプット、アウトプットをしているかのテクニックが綴られている。
    コンサルタントがやっていることをすべて模範にする必要はないけれど、どんな仕事にしても参考になる部分はあるし、何しろとてつもない仕事量をこなしている人が使っているものなのでそれはそれで学べる部分は多いと思います。

  • 楠木教授のオススメ本だったので読んでみた。仕事での情報インプットは、アウトプットを生み出すための手段にすぎない、ということを肝に銘じさせてくれる一冊。「少ない情報で意思決定をするのが優れたリーダーというもの」という話は目から鱗。
    情報が溢れる時代だから、情報整理よりも情報遮断のほうが必要なんだな、納得です。

  • 【概要】
    情報があふれ、簡単にデータベース化できる現在、情報のインプットだけで差をつけるのが難しくなってきている。
    このような状況の中では、何のために情報を集めるのか、アウトプットを明確にしないと、差別化ができない

    アウトプットの質を高めるためには、
    目的を明確にする。自分の立ち位置を明確にする。それらを意識して普段から情報を蓄積しておく
    ことが重要である。

    またアウトプットに集中するためにはインプットに時間やストレスを減らす必要があります。
    そのためにも著者が利用しているガジェットの紹介なども書かれています。


    著名なコンサルティング会社 ボストンコンサルティンググループの代表もつとめた著者の知的生産術を学べる貴重な一冊です。

    【感想】
    コンサルティング会社では

    自分が持っている情報で必ず自分なりの結論を出すこと

    がとても重要になります。

    その時点での自分の結論・仮説を検証するために情報を集めていく。
    要は最終的なアウトプットを意識して情報を集めていきます。

    ただ、その仮説があまりにもショボイとそれを検証する情報を集めてもしかたない。
    そのためにも、普段からいろんなことに興味を持って情報を収集しておく必要がある。

    そういった新しいアイデアなどを考えるのに適した情報収集術があり、それを惜しみなく公開してくれているという意味で
    本書の一番の肝になる部分は私は第3章 情報を最大限に活かすための「二〇の引き出し」
    だと思っています。

    こちらのブログでも紹介しておりますのでよろしければご覧ください。
    http://bijikin.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

  • 本著の3年前に書かれている「スパークする思考」を読んでいればそれほど精読する必要はないかも知れない。
    http://booklog.jp/users/kooochan/archives/1/4047101672

    情報に溺れがちな現代においてはアウトプットを起点とした情報整理及び思考法が必要であり、そのためには目的、立ち位置、差別化等の要素を意識することが重要だと説く。

    生粋のガジェッターを自負する内田さんならではのガジェットコラムがちょこちょこと登場してその辺りは参考にしたいと思った。

    ・ノートPCはVAIO
    ・VICTORINOXのカバンは短期出張にオススメ
    ・秀丸、Evernote、Dropbox

  • 他人と差別化するならアウトプット
    特に意識したのは、インプットよりもアウトプットに重点を置いたノウハウの公開であり、
    アウトプットのためのインプットという位置づけ。


    特に心得としての、インプットは闇雲にするべきではなく、あくまでアウトプットのためなのだから、
    延々に続けるのではなく、情報収集はある程度の見切りを付けて行うべきである。


    また、常時頭の中に仮想の引き出しを20は持っており、あらゆる情報をそれらの20の引き出しに入れておき、
    いつでも出せるようにする方法
    ⇒覚えておくのは不可能なのでエバーノートやドロップボックスなどクラウドにためていく。

  • 情報収集の本ではなく、インプットした情報をいかに整理してアウトプットとして活用するか著者の事例を含めて書かれた本。特に、20の引き出しの部分はすぐにでも実践できる事であり年齢とわず参考にするべきだろう。

  • 内田和成さんの情報活用術。以前読んだ「仮設思考」と同じように、アウトプットに重点を置いているのが特徴。

  • 仕事とは「ある目的を達成すること」
    作業とは「その目的を達成する手段」

全76件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

早稲田大学名誉教授。東京大学工学部卒業後、日本航空入社。在職中に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社。同社のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデントを経て、2000 年から2004年までBCG日本代表を務める。
この間ハイテク、情報通信サービス、自動車業界を中心にマーケティング戦略、新規事業戦略、グローバル戦略の策定、実行支援を数多く経験。2006年度には「世界の有力コンサルタント、トップ25人」に選出。
2006年、早稲田大学教授に就任。早稲田大学ビジネススクールでは競争戦略やリーダーシップを教えるかたわら、エグゼクティブプログラムに力を入れる。早稲田会議創設。早稲田大学ビジネススクールと日本経済新聞のコラボレーション企画『MBAエッセンシャルズ』創設。
著書に『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『イノベーションの競争戦略』(以上、東洋経済新報社)、『異業種競争戦略』『ゲームチェンジャーの競争戦略』『リーダーの戦い方』(日本経済新聞出版)、『意思決定入門』(日経BP)など多数。

「2023年 『アウトプット思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田和成の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
クリス・アンダー...
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×