- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569801230
作品紹介・あらすじ
2011年10月、惜しまれながらついにその生涯を閉じたスティーブ・ジョブズ。しかし彼の残した様々な言葉は、これからも多くの人に勇気と感動を与え続けるだろう。本書は、マックやiPhoneなど数々の革命的な製品を生み出し、「過去10年で最高のCEO」とまで称されたジョブズの「決定版」名言集。希代のカリスマのエッセンスが一冊に。
感想・レビュー・書評
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ジョブズは、自分が欲しいものを実現して行った人だったんだなあとしみじみ。
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この本も一連のジョブズ関連の流れで読みましたが、他の本でもかなりアップルについて理解できているので、一気読みできた一冊です。非常に分かり易いですし、ジョブズに対して共感できる面を更にたくさん持つことができた1冊となりました。自らが今後生きていくうえでの方向性について更に確証できた1冊となりました。一度きりの人生ですので、楽しく、そして素晴らしくいきたいですからね。。
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Appleの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズ氏の名言を集めたもの。全部で142の言葉が掲載されている。
ここの所、ジョブズ氏関係の本を読んでいたので非常に衝撃を受けたと感じたものはあまりないのが正直な所。ただ、ビジネスだけでなく自分の人生を考える上で非常に示唆に富んだ発言ばかりなので、ことあるごとに考えさせられる。内観の参考にしている。 -
名言系はあまり読んでこなかったが、色々経験した上で見ると昔より受け止められることも増えたなーと思った。
名言系は前後の文脈が薄いので、やっぱり自分の中に下地あった上で読まないと意味がないと感じる。
ジョブズというと突飛な天才としての側面が強調されるが、採用、教育、人に任せる能力など、当然だけどリーダーシップ面ですごく真っ当な意思決定をしてる姿が見て取れる。
ピクサーを作ったと今更知って世界に変革をもたらすジョブズ像と映画会社ってつながってこないよなーと思いつつ、それがApple復帰やiPhoneにつながってくると思うと人生何に意味があるかは本当にはわからない。 -
目標を決めたら無駄に時間を使って悩まずやるだけ
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さすがトップ企業のトップの発言といったところ。
プレゼン内容に関しての印象のみだったが、アップルを世界一まで押し上げた努力と熱は尊敬する。優しそうに見えて芯があり、妥協を許さない性格なのだと分かった。うちの会社にそんな人がたら煙たがられるだろうなと思いつつ、周りも優秀だからやるべきことはすべてやってきた(できた)という印象。
仕事楽しいんだろうなぁ -
現代のエジソン、世界を変えた男、など今なお
その死が惜しまれるスティーブジョブズ氏。
彼が残した言葉に影響を受けた人は数知れない
です。
彼がiTuneミュージックを立ち上げようとした
時には、すでにネットの世界では音楽配信は
乱立状態でした。
そこへ参入するのはハードルが高く、無意味と
言われたそうですが、既存のネット配信は音質
などの部分で不満があることことを見抜き、
このセリフを言ったそうです。
「水道の蛇口をひねればいくらでもタダの水が
手に入るのに、皆お金を出してミネラルウォーター
を買っているじゃないか。すぐれたサービス、
品質に人は対価を払うのだ」
これこそアップルの真髄を表している言葉と
言えます。
その他にも金言満載の一冊です。 -
鎖骨骨折の入院中に読んだ本。数多くの名言を残したスティーブ・ジョブスの発言とその背景および意味するところを解説してくれています。私は、決してアップル信者ではありませんが、残された言葉の多くは深く感銘を受けるものが多いです。まずは本書中に随所に登場する NeXTSTEP が懐かしかった。昔、オフィスに1台だけあった黒い Nextcube がとにかくかっこよく、GUI がとても洗練されていました。Mach カーネルとか Display Postscript とかを知ったのも 90年頃だった。
美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ
ライバルよりちょっといいものをつくるのではなく圧倒的にすごいものをつくるというポリシーの表れですね。
アップルが勝つためにマイクロソフトを負かさなければならないとしたら、アップルは負けることになる
これはライバルに勝つことではなく、ユーザーを喜ばせることが大切だということを意味しています。
会社が大きくなるとコスト削減のことばかり目につくが、次なる一手を持たないコスト削減は企業を縮小均衡へと追い込んでいく。
革新的であればあるほど疑問視する声も大きくなるが、ジョブスは革新的製品に挑み続けた。そして何度も破壊的なイノベーションを起こした。そう、何度も!パーソナルコンピューターから iPod というデバイスだけでも凄いが、iTunes Music Store (iTMS)*1。今でこそ音楽配信や映画配信は珍しくなくなったが、当時あれほどの規模で音楽業界とつながったのはとてつもなく凄いことだったのだと思います。
何かを捨てないと前に進めない
選択と集中のスキルは天才的ですね。
「これは無理だ」と38個の理由を並べた。
そこで言った。
「いや、これをつくるんだ」
iMac 開発時の話しで、できない理由をあげるだけなら誰だってできる。大切なのは「どうすればできるかを考え、実行する力だ。まさに Growth Mindset ですな。これ、自分ではまだ全然できていないなぁ...
アップルは大企業になってしまったが、ジョブスはベンチャースピリットを持ち続け、それを原動力としていたようです。
父が自分にしてくれたように、自分も子供にしてあげたい
こんなことを子供に言われるような父親になりたいですね。 -
*無理だ、ではなく、だったらこうすれば
*優れた芸術家は真似る、偉大な芸術家は盗む -
うまくまとめてあって、おもしろかった。