- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569802152
作品紹介・あらすじ
現代の企業は組織のスリム化と称して管理職の数を減らしており、部下つきの課長になるのは簡単なことではない。それなのに、今の経営者が上司に求めていることを弁えず、古い価値観で間違った努力をしている人が少なくない。業績ばかり気にする人、「うちの上は何を考えているのかわからない」と言う人、他人に仕事が任せられない人、ディベートが強い人…。彼らの傾向と会社で取り残されない方法を、一万人以上の人材の評価を行ったコンサルタントが親身に説く。彼らの上司へのアドバイスつき。
感想・レビュー・書評
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よくありがちな課長(マネージャー)に必要なことは!!っという視点ではなく、知らず知らずやってしまっている行動(本書では、『残念キャリア』という)を例に、経営者が求めている行動(出世キャリア)は何かを分かりやすく指南されてます。
読んでいて、やっちゃってるわ(T_T)とかあの人みたいやなぁ(^^;)って、想像しながら読んじゃいました(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
課長になれない人の特徴とは?
→マネジメントは計画が全てで、実行は部下に任せるのがセオリーであるため、出世の第一条件は計画を作る力
まだ、納期と実行中の余裕が大事
能力評価を絶対評価、つまり自らの評価が他人の評価の影響を受けないと考えるべき
同僚とポストを奪い合うのではなく、自分の能力がポストを創っていく -
○コンサルタントの内山力氏の作品。
○企業や組織で出世するために必要なことについて、「課長になる」というテーマで解説している作品。
○出世するというよりも、社会人として組織で働く上で必要なことが書いてある。
○特段の目新しさはないが、自分への戒めとして活用したい。 -
あまりにも今の自分にストレートなタイトルなので衝動買いした。日常の仕事の姿が分かりやすく解説されていて、非常に参考になった。
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会社員としてずいぶん働いてきた(約30年)自分にとっては、目あたらしい内容ではありませんでした。
でもこれから会社員人生を始める人たちにはためになる内容ですね。
この本のような社会人人生を送るのが良いのか最近考えることが多くなりました。
すなわち会社員として認められることと、個人として社会から認められることと、どちらを目指すことが重要か。。。ということ。
個人的な見解としては、後者を目指すことがこれからは大切なんじゃないかと思います。
そうするとこの本が訴えている内容には疑問符が。。。???
もちろん普通の会社員にとっては大切な事ばかりなのは否定できません。 -
昔の課長とこれからの課長は求められるものが違う。
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正直、ウーンという内容もあったが、全般的にためになった。
自分も気を付けなければと思わせる箇所もあったかな?認めたくないが・・・。
本書中にあった西郷隆盛が言ったといわれている言葉に、全てが集約されている気がする。「功(業積)ある者には禄(カネ)を、徳(能力)ある者には地位(ポスト)を与えよ」
【気になる言葉たち】
★上司と合意するものは「目標の数字」というよりも、その「やり方」や「目標の根拠」です。
★暗く悲観的(つらい)なリーダーについていこうとは誰も思わない。
★人事評価のポイントはただ1つ、フェアです。
★戦略はミッション、ビジョンを実現するために、進むべき会社の道を考えたものです。決して「どうすれば業積が上がるか」というものではありません。 -
刺激的なタイトルだが、中身は自己啓発系のビジネス本。
問題のある社員の具体例が豊富で、たしかに言えてるなぁと思うところもある反面、自戒を込めて読んでいた。
あるべき姿を再確認できた本だ。 -
耳が痛い!課長になるためのトリガー。
組織に優先される意見を出す力。
仕事を任せて欲しいという気持ちを持つ。
計画は紙に書いて逃げない。
人の話を聞く。そのときメモを取る。聞いている時は話さない。最後に意見を言う。
自分の仕事の成果物として恥ずかしくない文書を書く。書きたいことを列挙、グルーピングし重み付け、見出しをつけ、箇条書き、図表を使う。
時間を守る。
知識ー①自分の仕事②自分の仕事以外③マネージメントーを若いうちに勉強しておけ。