- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569803500
作品紹介・あらすじ
揺れ動く円ドル相場、ユーロ危機、日本の財政問題…混迷を続ける世界経済の中で、「通貨」はこれからどうなっていくのか。「1ドルは50円になる」「ユーロは崩壊する」「日本の財政問題解決にはシュールな発想で」「地域通貨の時代が来る」など、ベストセラー『「通貨」を知れば世界が読める』の著者が、日本の進むべき道を大胆に説く。
感想・レビュー・書評
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2015年2月現在、1ドル117円で推移している。2011年4月4日、76.25円でドル/円が史上最安値を更新した。2012年5月に発行された本書は1ドル50円時代到来と予言している。市場はそれを容認しなかったわけだ。理由はドルに替わる世界通貨がまだ現れていないことがあげられる。1ドル50円になるとは世界の金融システムが大きく変わることなのである。そうすることで、世界はより混迷の度を深めるにちがいない。
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通貨は集約ではなく地域化に向かうと著者。
聞くと著者はアベノミクスのことをアホノミクスといったそうな。
目先の投資がどうとかではなく、もっと広い視点から語った一冊。 -
経済学の基礎知識がないので、チンプンカンプン。
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■書名
書名:「通貨」はこれからどうなるのか
著者:浜 矩子
■概要
揺れ動く円ドル相場、ユーロ危機、財政問題……混迷を続ける世界
経済の中、「通貨」はどうなるのか?
そうしたあらゆる疑問に人気エコノミストが答えるのが本書。
◎あくまで「1ドル50円」になる理由
◎債権大国日本のとてつもない実力
◎「アメリカはまだまだ強い」論の大ウソ
◎ユーロは消滅、そして分裂へ
◎円高・円安に一喜一憂しない時代が来る
◎日本の財政は「メタボキリギリス」
◎デフォルトは起こるのか、それはいつか?
◎キャピタルフライトなど、無視していい
◎円高が地域経済を救う
など、気になるトピックスを切れ味鋭い筆致で解き明かしていく。
また、今後の世界経済を動かす「地域通貨」についても詳しく解説。
さらには、「円もドルも、ユーロも消滅する! 」という衝撃の予想も……。
20万部ベストセラー『「通貨」を知れば世界が読める』の著者が贈
る新しい通貨論、ついに完成!
(From amazon)
■気になった点
なし。 -
前作がよかったので、続けて読んだ。今回は、今後の話。地域通貨の話や、ギリシア危機の起こったEUの将来。日本の貿易収支に比べて所得収支がいかに大きいか。また、ヒルズの外国人から税金を取るための消費税の有効性など。とても面白かった。201309
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(「BOOK」データベースより)
揺れ動く円ドル相場、ユーロ危機、日本の財政問題…混迷を続ける世界経済の中で、「通貨」はこれからどうなっていくのか。「1ドルは50円になる」「ユーロは崩壊する」「日本の財政問題解決にはシュールな発想で」「地域通貨の時代が来る」など、ベストセラー『「通貨」を知れば世界が読める』の著者が、日本の進むべき道を大胆に説く。 -
円高進むんだな。ふむふむ。となりました。
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対外純資産残高は日本が世界一というのははじめて知った。
確かに長期的観点からは1ドル50円もありえるのだろうが現実では70円後半で四苦八苦の日本の輸出企業、その後現在円安に振れて80円台後半。 輸出企業の好況感よりもガソリン代の値上がりに目が向いているような気もするが、こうした目先の状況に振り回される身に未来に来るであろう一ドル50円、地域通貨といわれてもいまひとつピンと来ない。 -
確かに日米の債権・債務を反映すれば1ドル=50円は正しいのかもしれない。でもいくら多様性の時代だからと言って地域貨幣はちょっと非効率ではないだろうかという気もする。いまは自民が勝って、安倍さんがインフレターゲットだ量的緩和だといっているがそれで本当に貨幣価値が保てるかは確かに疑問だ。ここであえて金利を上げる その案は採用してみたい気もするが、外した時の責任の取りようがないのはどうするつもりなんだろうか。