[改訂版]ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818122

感想・レビュー・書評

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  • 情報のインプットとアウトプットについて述べられた本。ジャーナリスト向けのような内容だったが、説明がわかりやすく、読みやすかった。
    やはりインプットは本がメインとのこと。クソ本を避けるためには、本屋に行って立ち読みすること、目的意識を持つことが重要。
    アウトプットについては、スタイルを身に付けるために、お気に入りの作家の本を分析してみるのが良いとか。

  • 読む。書く。考える。行動のすべては自分を知るためのもの。

    書くための認識
    ①文章の構造
    ②何を書くか。書くためには何が必要で、自分には何が欠けているのか。

    好きな文章をノートに書き写して研究するのはいいな。

  • 『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』
    福田和也

     まず、読む前にそのポイント、つまり自分は何のためにこの本を読むのか、ということを明確にしておかなければなりません。(p27)

     物語にしろ、着眼点は必要だろう。

     メモ帳に、下を折ったところを書き写し、コメントをメモする。
     この、書き写すというのが、とても大事なことです。(p56)

     大事な所は本の端を折り、さらに手書きで書き写しコメントする。この手書きが大切だという。だが、PCの方がいかんせん早い。どうしたものか。手書きとPC打ち込みについて考えたい。

     なんとなく面白く、なんとなく興味深い。でも終わればそれが何だったのか覚えていない。(p95)

     テレビについて。まさに。

    山城教授より推薦本

  • 書店でタイトルに惹かれて手に取って、立ち読みしたのがきっかけです。内容が興味深かったので購入しました。

    著者紹介では、現在、慶應義塾大学環境情報学部教授であり、文芸批評家、論壇の批評家などの肩書きを持ち、ひと月に百冊を読む。

    いやはや、私などはひと月に10冊を読めば多いと思っていますが、はたしてどのような読書の仕方なのかと読みました。

    まず、読むという行為の中に、一冊をじっくり読むだけでなく、必要な部分だけ読むことも入っていることを知り、肩の力が抜けました。

    「効率的」な読み方として本を読む「目的」をはっきりさせる。何のためにこの本を読むのか目的意識をはっきりさせる、ということに納得。

    そして、著者は実店舗(書店)の立ち読みも勧めている。ネット書店では見つからない本に出会えることに魅力を感じるのは、私も同意です。

    あと、著者は本を読んでメモを取ろうとしたり、引用しようと思ったページの上部を折る。(私はさすがにそれができないので、ミニ付箋を貼っておきます)
    そのあと、気に入った手帳に抜書きをするそうです。これは私もやっていますが、あっちこっちのノートに書き散らさず一冊のノートにまとめるように決めました。
    ノートといってもバイブルサイズの6穴リングファイルですが。これがサイズ的にも量的にも私には合っているようです。

    後半は読むだけでなく、文章を書く、まとめるなどのことについて書かれています。
    読んだら読んだだけでなく、自分の血肉となるようにするのが大切なのかもしれません。

  • 新聞の切り抜きの話が参考になった。死蔵してばかりなので、そこに一言コメント入れてみることにする

  • まあ、期待ほどの内容ではなかった。

  • オリジナルも読んだが、あまり付け加わっていないような印象。

  • ひと月に百冊読むってどうやるの?という好奇心で購入。
    文筆家でなくともビジネスマンにも非常に有用とのこと。
    アウトプットの仕方でこのようにパソコンで済ますのではなく、手書きで「抜書き」が一番いいとか。
    これはやっていないので早速真似てみよう。

  • 得るものゼロ。
    買って損した

  • 読者に語りかけるような調子で書かれており、
    とても読みやすい。
    読書が好きになる本。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。『日本の家郷』で三島賞、『甘美な人生』で平林たい子賞、『地ひらく――石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。

「2023年 『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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