不採用語辞典

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818160

作品紹介・あらすじ

世の中にあふれる、国語辞典には載らないけれど知ると楽しい日本語を、注目の辞書編纂者がわかりやすくユーモアを交えて解説する。

感想・レビュー・書評

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  • まるで三浦しをんさんの「舟を編む」の辞書に漏れた本みたい。
    この本のなにが面白いって、紹介されている言葉の紹介文。
    凄く冷静なツッコミとでも言ったらいいのかな。
    淡々としているが故に面白い。

  • だから不採用な訳ね、、、

    PHP研究所のPR
    「 国語辞典には載らないけれど面白くて知れば知るほど楽しい日本語の数々を、気鋭の辞書編纂者がわかりやすくユーモアを交えて解説する。」

  • まあまあ
     日本語の雑学本。全体的に読むべきかと言はれたら、積極的にはすすめづらいタイプ。

    個人的に気になった箇所:
    ①「誰かしか」は「誰か+しか」の用法もあるのでは?
    ②「あんけら草」といふ説がなぜよくわかるのか?

    へえーなるほどと思った箇所:
    ①谷崎の独特の漢字表記
    ②雑誌方言
    ③大江健三郎の文学に愛媛方言があること

  • 裏声 男性の高い声
    地声 女性の低い声
    表声 女性本来の高い声

    普通にいい
    素で、お世辞抜きに
    「一部の人には」「他に比べれば」といった条件なしで良い


    (取意)
    原文ママではなく、意図を汲み纏めたものを引用

  • 辞書には採用されなかった言葉たちの解説本。この言葉は知らない言葉だと分かることがすごい。言葉への飽くなき興味心が成し遂げる発見だろう。

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  •  
    ── 飯間 浩明《不採用語辞典 20141119 PHP研究所》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4569818161
     
    http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/k010301.htm
     記号の読み方 20010301 ことばをめぐるひとりごと
     
     「〽」=庵点(ioriten)≒歌記号
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051115
     さらば、チョンとクネクネ
     
    …… 一人でさしたる唐傘なれば 片袖濡れよう筈がない
     惚れた数から 振られた数を 引けば女房が 残るだけ(都々逸傑作選)
    http://www.geocities.jp/douki_37m1/zzb/baa.html 七・七・七・五
     
    http://www.sanspo.com/geino/news/20180315/sca18031514110001-n1.html
    “二十世紀最後のアイドル”が、マスコミに噛みつく!
    ♀高橋 由美子 歌手・女優 19740107 埼玉 /籍=同/154cm [A]
    …… 不倫報道で謝罪《理性を欠いた時間は確か 20180315 週刊文春》
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/974173452885086208
     
     質問「ありやなしや」と同義で、「ありやなし」という言葉があるか。
     回答『大辞泉』『広辞林』『大辞林』などの辞典に項目がある。
    http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000070737
     
     用例「あるかないか。あるかないかわからないくらい目立たないさま」
    「入り日のなかに立つけぶり―とただほのか」〈佐藤 春夫・海べの恋〉
    「人の心の―は、誰か測り、誰か知る」〈樗牛・滝口 入道〉
    「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人は―と」業平〈伊勢・九〉
     
    (20180315)
     

  • 図書館で借りた。色々とあるんだなぁと

  • 石黒圭著『語彙力を鍛える』で紹介されていたので読んだ。
    本書の著者は、三省堂国語辞典の編集をしている飯間浩明氏である。三省堂国語辞典、略して三国は、面白い辞書として有名だが、そのルーツは三国の初代主幹である見坊豪紀死である。
    ことばを収集することばハンター。
    例えば、合唱と合奏を合わせて「合唱奏」という言葉があるという。
    合唱+合奏=合唱奏
    という等式は、
    AX+AY=A(X+Y)
    という因数分解と同じではないか。
    輸出+輸入=輸出入
    もこのタイプである。
    一方、
    動物+植物=動植物
    のタイプは、
    AX+BX=(A+B)X
    の形である。このタイプは、
    行政+財政=行財政
    ということばがある。

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著者プロフィール

香川県生まれ。国語辞典編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。新聞・雑誌・書籍・インターネット・街の中など、あらゆる所から現代語の用例を採集する日々を送る。著書に『辞書を編む』(光文社)、『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『辞書には載らなかった不採用語辞典』(PHPエディターズ・グループ)、『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』(PHP研究所)、「日本語をつかまえろ!」シリーズ(金井真紀・絵 毎日新聞出版)など。

「2023年 『けいごって しってる?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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