- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569831916
作品紹介・あらすじ
ここまで楽しく素晴らしい町だったとは! 浮世絵などイラスト満載で、ページを開けばお江戸の世界。その魅力がみるみるわかる極上の書。
感想・レビュー・書評
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お江戸ルほーりーさんのYouTubeから本書を知り読ませていただきました。イラストと写真が豊富で気楽に江戸を知れる1冊でした。ネット記事のような文体も多く好みは分かれるかもしれませんが私は嫌味なく楽しく読ませていただきました。Kindleだと画像レイアウトになるようでこれは大変読みづらかったです。紙の書籍がおススメです。
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最近「江戸」ネタにはまっている私ですが、「江戸」は確かに奇跡の都市なのだ。
きちんと学校の授業で教えればとよいと思うが、東京以外の人はあまり意識ないのか・・・(または自分がまったく授業を聞いてなかったか・・・)
「江戸時代」は、本当の意味で「江戸の時代」だったのですね。
天下泰平の世を継続させるために、人工的に意図的に戦略的に開拓された江戸という都市。
当時17世紀くらいの段階で、様々なシステム化がなされたとは、全然知らなかった。
世界史的に見ても稀有で奇跡の都市なのです。
更に特筆すべきは、それらシステムが武士や特権階級だけでなく、民間にも影響を及ぼし、独自に民衆が文化を形成していったこと。
天下泰平なのに「浮世」と言って、「はかない世の中である」とする考え方があるのはスゴイ。
そして素晴らしい浮世絵とか、歌舞伎とか、花火とか、相撲とか、食とかの文化が形成されていった。
日本でも他の地域、大阪、京都などで、こんな発想は出なかったのではないだろうか。
これは仏教の考えだけで形成された訳じゃないと思うのだ。
「江戸」だからこその考え方なのだろう。
私が勤務している港区赤坂近辺は特に江戸時代の遺跡が残ってたりして面白い。
江戸時代を身近に感じることが出来るのも、赤坂で働く特権と思う。
たまにはビジネスの話だけでなく、アカデミックな話も社内でしたいところだ。
(2016/10/17) -
2月の入院手術の時に病室で読み終えてたんだけど、登録してなかったので。
お江戸ルのほーりーこと堀口茉純さんの著書。
東京MXで放送中の『お江戸に恋して』でも遺憾なく江戸時代の知識を披露しているが、この本では浮世絵や本人直筆のイラストや四コマ漫画まで駆使して更に詳しく庶民や武家の生活を面白おかしく紹介している。
文章的にも堅苦しくないので、少し江戸時代に興味が湧いたけど難しい話はちょっとっ、て人にも読みやすいと思う -
2018/4/30ユニークな浮世絵をふんだんに使い江戸庶民の暮らしを本当に楽しい時代だったのかもしれない。★5
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江戸の時代もさることながら、
明日は何をしようか。
本当に住みやすかったのか -
102ページまで読んだ。江戸の開放的な文化、庶民の生き方が伝わってくる。落語の長屋の日々の生活がある。物には乏しかったと思われるが、生活は清潔で文化的で、豊かであったと感じる。自然の恵みも大きかったと思う。
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読み始めてまず思ったのが、「これ新書でいいの??」。
新書にしては軽い。語り口が軽いのだ。おまけに著者の手書きのイラスが超マンガチック。
しかし軽い口調とは裏腹に内容は濃く図表も豊富で、これ1冊で大江戸八百八町の町人の暮らしが概観できる。学校の授業で習う江戸時代ってあまりいい印象がないけど、実は案外楽しい時代だったんじゃね?…と思わせてくれる。
一般的に新書で歴史をテーマにしたものは文体が堅苦しいものが多いので、カタカナ語を多用したこの本は、若者や歴史初心者が読むにはとっつきやすくてうってつけだと思う。
著者は30代の若い女性だが、合格率一桁台の江戸文化歴史検定1級取得者だけあり、江戸時代のことをかなり深く勉強しているのがよくわかる(2級に出てきたテーマもたくさん載っていた。受験前に読んでおくんだった。まあ合格できたからいいか)。 -
20171002
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江戸の人達がどんな暮らしをしていたのかがざっくりわかる。書いているのは江戸文化歴史検定1級を持つお江戸のアイドル堀口茉純さん。
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江戸は凄い。
行事が多いし、遊びに食べ物にチープに楽しむ方法が多い。
文化的に発展してたって言うのかな、いい時代だったんだ。