「官僚とマスコミ」は噓ばかり (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 106
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840680

作品紹介・あらすじ

官僚たちはいかにメディアを操るか? マスコミはなぜミスリードするのか? 著者の霞が関体験を基に日々のニュースの裏側に鋭く迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 高橋先生のお話は、読むより聞く方が、わかりやすいですね。頭のいい方だというのは、よくわかります

  • 著者の業績・実績から得られたであろう迫力ある事実の香りがヒシヒシと感じられ、あっという間に通読できた著作でした。
    数学科ご出身だけあり、数理とエビデンスによる推論は、圧倒的な客観性があり、どの部分を見ても合理的な説明であり私のような経済門外漢でも十分理解できました。
    著述中にも有りましたが、恐らくご主張への反発も多く大変なことと推察いたしますが、著者の日本の将来への熱い想いは本物と感じ、今後も影ながら応援したいと思いました。

  • 高橋 洋一先生著

  • 新聞の株式譲渡制限による特権階級化とその子会社のテレビも新規参入がなく特権化!
    第4の権力とも言われるマスコミのガバナンスが全く効かない状態を国民は認識すべき!
    ガバナンス不在という面で、特殊法人であるNHKが、最も醜悪と思っていたが、民放も五十歩百歩だということ。

  • 1章ではモリカケ問題での財務省・マスコミの失態、
    著者のエビデンスに当たる時系列、またなぜ財務省が強いのか
    2章では財務省の役人によるマスコミや学者の取り込み方
    3章では官邸の役人独特の機密情報のガバナンスの仕方
    4章では新聞社の4つの既得権益、電波オークション
    5章ではマスコミによる選挙予想のバイアス
    6章では財政破綻派のウソ、失業とインフレ率・国家財政のバランスシート
    上記のことが述べられていて
    非常に読み応えのある一冊である

  • 高橋洋一「嘘ばかり」シリーズ第3弾。まあよくあるマスコミ批判で、「知ってた」で終わる話ばかりだが、財務省と内閣府の双方からマスコミの扱い方を見た著者の知見には興味深い部分もあった。モリカケ・ブームに乗せるために執筆を急いだのかテーマは一貫せず、手当たり次第にメッタ切りという印象。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。


    2018/9/24

  • 政治家や官僚のスキャンダルは、このようにして「作られる」のだと感じました。

    そもそも高橋先生も、スーパー銭湯のような所でハメられた経験をお持ちでしたよね。近い時期に、植草克秀さんも痴漢だったか何かで捕まりました。

    都合の悪い主張をする人をつぶしていく国って、レベルが低いですね。とても残念です。

    そんな国に住む私たちは、情報の本質をしっかり読み取るリテラシーがなければ流されてしまう。

    アンテナ感度を高めないといけないなと思いました。

  • 案外、高橋先生の論をつまみ食いするにはいいかも。
    もりかけ問題の復讐は良かったかな。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書はほかに、『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』(マガジンハウス)、『高橋洋一式「デジタル仕事術」』(かや書房)、『国民のための経済と財政の基礎知識』(扶桑社)、『理系思考入門』(PHP研究所)、『国民はこうして騙される』『プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)など多数。YouTube「高橋洋一チャンネル」でも発信中。

「2023年 『日本の常識は、世界の非常識! これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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