保険ぎらい 「人生最大の資産リスク」対策 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569845906

作品紹介・あらすじ

生命保険、医療保険、介護保険……「保険デブ」になっていませんか? 公的な制度をフル活用して老後資金を守る「保険整理&対策術」を全公開。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の荻原博子さんは、1954年生まれの経済ジャーナリスト。
    この本の中ではないが、同氏が、75歳以上の医療費の負担割合が1割から2割になることについて、書かれた一文があった。

    現在75歳以上の高齢者の負担割合は1割だが、年収200万円以上だと、これが2割負担になりそうだ、とのこと。
    その時期は、早ければ2022年10月。
    ただし、当初3年間は自己負担の増加額を、月3000円までに抑える措置をとるとか。

    しかし、1割から2割になるというのは、倍になるということで、これは、値上がり感が大きそうだ。

    ちなみに、私の母は、年収205万円位なので、ギリギリアウトで、2割負担になりそう。

    団塊の世代が全員、後期高齢者になる2025年問題が迫っている中で、急遽、決めたような感じがしなくもないが。

  • 健康保険で案外広範囲に医療費をカバーしてくれるなど、保険に加入する前に知っておいた方がよい情報が多く参考になった。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    はじめに 「生命保険」を、シンプルに考える。/第1章 「よくわからない」では、保険会社の思うツボ!-意外と知らない「生命保険」の基礎知識/第2章 「生命保険」加入の前に、公的保険をチェック!-“超使える”公的保障フル活用術/第3章 「老後の不安」に付け込むセールスに騙されるな!-ケース別「入ってはいけない保険」/第4章 膨らむ介護費も公的保険でOK!-月数万円に抑えるマル秘テク/第5章 病院をとことん使い倒せ!-医療費を抑えるコツ大全

  • 保険の基礎を理解することができた。

  • いざ、という時の仕組みを知り、保険に正しく入る。

    保険に関する記載内容は後田亨さんの著書とそれほど大きく代わりはないが、公的保険の使い方やidecoの欠点など、マネー全般に詳しい著者ならではの視点が光っている。

    保険を検討する際に目を通しておくと、賢く入ることができるのではないかと思う。先行投資としてはパフォーマンスが高い。

  • 結論

    ⭕️生命保険→子供が成人するまで1000万。教育費として。掛け捨ての安いやつ。

    貯蓄型保険→不要
    医療保険→不要
    がん保険→不要
    特約系→不要
    学資保険→不要
    外貨建保険→不要

    保険に入らない代わりにしっかり貯蓄せよ。インフレ気味なら投資信託など。

  • 子供が生まれる前に、保険の見直しをしようと思いこの本を見つけて読んでみることに。
    公的保険が思ったより手厚い保障内容だということがわかり、生命保険や医療保険など見直すための情報収集としては良かったと思います。
    地味に、医療費を節約するコツなんかもなかなか知る機会がなかったのでライフハックでした。

  • いつもの論調ではなくて、なぜ公的保険だけで問題ないのかを意外と詳しく説明している。知らなかったことも多かったので勉強になった。

  • 行政サービスと保険とをバランス良く活用するためには、参考になる本でした。
    行政サービスは、しっかり調べて活用していきたいです。
    保険きらいというわけではないですが、これを機に保険をひとつ解約し、月々の支払負担が減りました。

  • テレビでも見る経済評論家の荻原博子による保険について書いた一冊。

    保険についての良し悪し改めて知ることができた。

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著者プロフィール

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。難しい経済と複雑なお金の仕組みを、わかりやすく解説することに定評がある。一貫して庶民の視点で、生活に根差した独自の家計論を展開。多くの雑誌に連載を持ち、テレビ番組のコメンテーターらラジオ出演も多い。

「2016年 『荻原博子のやさしい家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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