ハーバード・東大・開成で教えてわかった 「頭のいい子」の親がしている60のこと

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569847443

作品紹介・あらすじ

これからの時代は「自分からの学び」を生み出すことが最大の力になります。論理的に考える力、問題を解決する能力、世界を見据える力、リーダーシップ、そこから生まれる「生きる力」を身につけましょう。逆境に負けず、どんな環境でもベターを選び出すことが重要なのです。
「学び」とは本来、楽しみと喜びに満ちた、自分発信の営みです。筆記試験で80点以上を取る、偏差値で○○を目指す、苦手を克服するために苦手科目をイヤイヤ勉強するといった、そんな表面的なものから脱却しましょう。
東京大学、ハーバード大学、開成学園、そして現在の北鎌倉女子学園、50年近い教員生活の経験と、親としてアメリカでの体験を踏まえ、保護者の方々が子どもとどう関わればよいかを、著者がていねいにアドバイスします。
子どもの自己肯定感を高め、「自分の好きなことを見つけ、グローバルな世界に飛び出していく」わが子の成長を温かく見守ってあげてください。

感想・レビュー・書評

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  • コロナ禍の非常時は、慣れ親しんだベストを目指してもダメ。ベターを選択した方がプラスが見えて来る。

    ① とにかく子供を褒めてあげる。「やらなきゃ良かった」とは絶対に言わない。
    ② 子供にダメ出しはしない。「YES、butちょい足し」→「いいね、だけど〇〇のところがちょっと心配かな」
    ③ 子供の失敗は大いに結構。親が先回りして、失敗を防いではダメ。

  • ★マイナス思考ではなく、プラス思考
    ・好きを見つけて、褒めて伸ばし、しゃべらせ、意見を言わす。文句を言わず、叱らず、否定せず、最低限を守らせ、見守る。それが自己肯定感につながり、堂々とすることにつながり、自分で考えて決めれるようになり、リーダーシップを取れる人間になる

    ・リーダーは自分で考えて、決める(ベストよりベター)
    ・そのためには自信が必要。失敗に立ち向かう。そのためには自己肯定感が大切
    ・伸ばすには、減点主義ではなく、加点主義
    ・そのためには、得意・好きの土台を作る
    ・決めた結果を「だからいったのに」と言わない
    ・第一声はまず「いいね」。何かあるとすると後で少し付け足す(xxさんが少し不愉快かもしれないね)
    ・最低限のことは守らせ、後はしっかり見守って、できるだけ口は出さない
    ・好きな分野があったら、そこを中心に楽しく勉強。それがあればしめたもの
    ・文句ばかりだとうるさい親になる
    ・子供がやりたいということはリーダーシップを発揮したということ。そういう体験の機会をうばってはいけない
    ・誰と接する時もたじろがないのが国際的子供。どうどうと意見を言える人
    ・子供をけなすくせをなくそう。代わりによく具体的に褒める・プロセスを。
    ・家族のルールとして「やる」と決めたことは最後までやらせる。できないときは理由をいわせ、家族で相談する
    ・知識の詰め込みよりも、調べてレポートや討論を重視(論理力・表現力・伝える力・知識の活用の方。インプットよりも社会へのアウトプット重視)
    ・多様性があるからこそ、ロジックが重要
    ・察しないではっきりと意見や気持ちを言わせる
    ・知識重視は復習。アクティブラーニングは予習
    ・とにかくこどもには自由にしゃべらせる。考えをまとめて、自分なりの意見を出せるようにする→わからなくても5w1hを聞いていく(否定しないで)

  • タイトルと本の内容が乖離しています。
    頭のいい子のモデルが実際にいるというわけではなく、よくある教育論の羅列でした。

    あとは、学習指導要領が改正になり、教育でますます重要視されるアクティブ・ラーニングについて。
    アメリカの学校教育では盛んに行われているようです。
    著者の子どもたちをアメリカの現地校に通わせて知ったアクティブ・ラーニング的教育法に多くのページが割かれています。

    開成の校長等を歴任された方なので、もっと多角的にエビデンスに基づいた教育論が書かれているのかと思いましたが、どこかで聞いたことのある話に終始していたのが残念です。

  • 内容自体は興味深くタメになる話だが本のタイトルと中身が一致しているとは感じない。

  • 後半は英語とプログラミングでちょっと流し読み

    2020年コロナを経ての新しい学びを説明してる

    学びとは本来楽しみと喜びに満ちた自分発信の営み
    自分n9好きなことを見つけて、グローバルな世界へ飛び出してく

    決断力を持てるリーダー
    そのために自己肯定感を

    失敗して良かったね

    子供は新しい変化に融合するのは得意

    与えられた環境でベターな選択を

    知識  何を知ってるか
    思考  どう使うか
    人間性 社会とどう関わるか、より良い人生を送るか

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著者プロフィール

柳沢幸雄 工学博士。東京大学名誉教授。元ハーバード大学大学院准教授・併任教授。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の第一人者。現在、開成中学・高等学校校長。

「2019年 『空気の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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