不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 251
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569849171

作品紹介・あらすじ

「どうせ無理」とあきらめるのではなく、「だったらこうしてみたら?」と道を探す考え方を学び、壁を乗り越える具体的な方法を教える本。

感想・レビュー・書評

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  • 人生についてのアドバイスをもらえた。
    一回は読んだけど、もう一度見返して今の自分に当てはまる内容や必要なところを読み込みたい。

  • 考え方を、変えていかないとと思った。

    人生は思い通りにならない、だからこそどうせ無理だよではなくてだったらこうして見たら?と考える。得意じゃないけどできることを増やす。小さな自信がどんどん増えていく。人生は思うようにならないです。必ず思いもしない障害が現れます。僕はそれを条件だと思うようにしています。そして実は条件があるからこそ具体的に考えることができます。

  • 植松努氏の著書を数冊読み、YouTubeでTEDの講演を聞いた。幼い頃からずっと苦労を重ねてきて、現在の確固たる信念を築き上げたと考えられる。彼の哲学は非常に腑に落ち、それを知った若者たちは必ずや何かを感じ取ってくれるだろう。私も若い頃に出会いたかった。

  • 図書館で借り。
    TEDで、この人の講演を聞いて興味を持ったから。
    自分の好きなものにまっすぐで、優しい。
    自分の失敗や弱点、孤独をだめなものとして受け止めるのではなく、誰かと補い合ったり分かち合っていけたら、きっとうまくいく。

    ・p203 だから僕の会社では、「『誰かから、大丈夫?』って言われたら、『大丈夫!』って答えるのではなく、『え?僕まずい感じ?』って考えよう」と話しています。そして、「周りの人をよく見てね。普段と明らかに顔色が違ったり、行動がおかしかったら、迷わず声をかけようね」と話しています。
    →やさしい世界…。こんな家庭が作れたら、こんな居場所があったら、と思う。


    ・p213 僕は、自分をほめる練習をしています。やり方は簡単です。例えばロケット教室のとき、天気予報が雨だったのに、ギリギリ降らずに無事に終了したら、「さすが、俺」と言います。
    →これは真似したい…!


    ・p214 君は「人に迷惑をかけないで、ちゃんと生きなさい。」と教わったかもしれないけれど、人と人が関わるという事は、間違いなくお互いに迷惑をかけあうことです。

  • 将来に希望を持てる。そんな一冊でした。

    人の夢を馬鹿にする人をよく目にしますが
    それはその人も誰かから批判された可哀想な人だと言うのをみて、その通りだなと感じました。
    そして、夢と仕事は一緒にしてはいけない。
    夢は好きなこと。仕事は人の役に立つこと。
    これを勘違いしている人は大勢いるとおもます。
    だからこそ子供にも間違ったことを教えてしまっていると感じました

    「わからない=恥ずかしい」ではない。
    失敗の原因が「よく分かってなかった」「単純に知らなかった」はすぐに改善できる。
    だけど、知ったフリ、わかったフリをしていてはいつまでも同じ失敗の繰り返し。

    これから就職をする私にとって
    とても希望の持てる一冊でした。

  • 気軽に読めてよかった
    いろいろな悩みに答えているので参考になる

  • 子どもたちからの質問に答える形で、著者の考えが述べられているもの。
    教育にかかわるものとして、考えさせられる本であった。
    そして、著者が言いたいことを要約すれば、今までの日本(人口が増え、経済成長を続ける時代)では、人と同じことをすればよかった。だから、考えずに勉強して、学習したことをその通りに実行していく教育でよかった。
    ところが、最近は、もうそうはいかない。今の時代は、「人と同じこと」をしているだけでは生き残っていけないからだ。
    いわゆる「同調圧力」というものに屈せず、自分の夢を追い続けること、人の役に立つことを考えた方がいいこと。そのために、
    ・「考える力をつけること」
    ・「やりたいことをひとまずやってみること(失敗をおそれない)」

    こういう子どもたちを育てていかなければ、やはりこの先の日本は明るいものにならないのだと感じた。自分の責任の重さを噛み締めながら、一方では楽しんで仕事に打ち込んでいきたい。


  • 「夢をもつことの大切さ」を知りました。

    この社会にあふれている仕事とは、簡単に言うと、「人の役に立つこと」です。

    その仕事が自分に合っていないと感じたり、お金のために働いたりすると、「どのようにして人の役に立ちたいか」という本来の仕事の意味を忘れてしまいます。

    そのために、小さい頃から、「夢」を思い描くことが大切です。

    夢とは、消防士、警察官、教師など、具体的な職業でなくてもかまいません。
    むしろ「〜して、人の役に立ちたい」という考えでいいです。

    その時に、自分の「好きなこと」や「得意なこと」を生かせるといいですね。


    今からでも遅くはない。
    自分にとっての夢を描こうと思いました。

    そして、知識✖︎経験✖︎自分の考えを大切にして、充実した毎日を過ごしていこうと思いました。


  • 子どもや学生はもちろん、漠然とやる気が出ない大人にも読んでもらいたいです。

  • ■繊細さんであってもなくても「話して、行動しないと自分がやりたいことは実現しない」。繊細てあっても、繊細をそっとしまって頑張っている。

    ■仕事で大失敗して「できない人」のレッテルを貼られたら…「なんでできなかったのかな?」と原因を考えて「どうやったらできるようになるかな?」と対策を考える。

    ■大丈夫?と聞かれたら…「え?僕まずい感じ?」と答えてみる。

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著者プロフィール

【植松 努】(うえまつ・つとむ)
 植松電機 代表取締役 1966年北海道芦別市生まれ。株式会社植松電機・代表取締役。株式会社カムイスペースワークス・代表取締役。NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)・理事。植松電機で世界水準のロケット開発、微小重力の実験、小型人工衛星開発などを進めつつ、子どもたちの夢を育てるロケット教室で年間1万人以上の子どもたちと一緒に活動している。これらの活動を通じて、人の可能性を奪う言葉である「どうせ無理」を無くし、夢を諦めない事の大切さを伝える。2010年4月より「より良くを求める社会」の実現に向けて、赤平で「住宅に関するコスト1/10、食に関するコストを1/2、教育に関するコスト0」の実験を行う「ARCプロジェクト」を開始。2014年に公開されたTEDsapporoでの「思うは招く」のスピーチは688万回再生(2023年1月6日現在)。

「2023年 『社会を変える学校、学校を変える社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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