ムダな努力を一切しない最速独学術

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569850184

作品紹介・あらすじ

5,000人がわずか1年で英語をマスターした、すごい学び方!どんな人でも最短最速で結果を出せる「科学的学習デザイン術」を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 学習スタイルは分類できるという考え方を初めて知り、驚きとともに納得でした。
    学習方法を7ステップに分けて考えられており、非常に腑に落ちる構成でした。特に学習ROIの考え方は面白く、なるほどなと思います。

  • 半信半疑で本屋のおすすめ棚から手に取り、半信半疑で読み始めましたが、段々自分の独学の失敗と本書での指摘が一致することに気付き始め、途中からはもう試したくなってきました。
    独学のため学習法を学ぶ、しかも体系的に。
    今まで資格試験、仕事のための知識補充、スポーツの独学練習と、さまざまなことを独学でやってきており、もちろん勉強してない時よりはスキルアップしてきました。自分の生活の質や仕事のペイが変わるほどにもなりました。ただ、当初設定したゴールに辿り着けず資格試験5点足らずで不合格など苦い思いもしてきていますし、インプットとアウトプットのサイクルスパンが長く、途中で体を壊し続けられなくなった、気づけばここまで仕事の質を上げるのに3年、5年かかってしまった、ということもあります。
    このような「失敗」の原因はなんなのか、なんとなく自分でわかっているつもりでも、どうすれば改善できるか良くわからなかった。
    本書を読んで、あー、こうだからダメだったのね、直すにはこういう理由でこういうふうにすればいいのねと、具体的に改善のためのイメージがつき、独学の理想形が見えてきた気がします。
    やってみる価値あるかも、早速試してみたい!

  • 下手くその上級者への道のりは、己の下手さを知りて一歩目。
    自分の人生にとって本当に必要な勉強と自覚できれば、集中して勉強することができる。それでも身につかない、資格試験に合格できないのは計画性がないからだ。自分の実力、試験までに残された時間、配点、何をやらないかを決め、自分に適した勉強法をデザインすることが最短の勉強法である。

  • 「努力を一切しない」とは言っていないのです。
    「ムダな努力」をしないのです。

    「努力」することは当然必要です。ただそれを
    習慣化することで、努力を努力と感じさせない
    ようにすることが肝要なのです。

    そんな手法を学べる一冊ではあるのですが、こ
    こでは「なぜ社会人も勉強しなくてはいけない
    か」に注目したいのです。

    この本の「おわりに」に書かれていますが、日
    本はバブル崩壊以降30年以上成長できていませ
    ん。

    その理由は社会変革の対応に失敗したからです。

    社会の仕組みを変えずに、企業の雇用形態を、
    終身雇用・年功序列を前提としたメンバーシッ
    プ型から、それぞれの職務内容に適した人材を
    活用するジョブ型へ切り替えるべきところ、安
    易な派遣労働の拡大、新卒採用の抑制の道を選
    んでしまいました。

    それが結果的に就職氷河期世代を生み、少子高
    齢化を加速させ、日本はますます停滞から抜け
    出せなくなる悪循環に陥ったと著者は指摘しま
    す。

    社会変革による摩擦を恐れた結果、一歩も前に
    進めないどころか、二歩も三歩も後退してしま
    いました。

    これが「失われた30年」の本質です。

    それを打破するためには個人も変化しなくては
    いけないです。それが学ぶことによって身につ
    くのです。

    自発的な学習によって、これからの時代を生き
    抜くノウハウを学べる一冊です。

  • 基本的には目標設定と習慣化の話で、メインターゲットはそのあたりに手を付けられていない人向けかな、と。

    既に色々と考えながら学習計画を立てて実践している人にとっては、若干得るものは少なめかな、と思いました。

  • #flier

  • 特に真新しいことはなかった

  • そもそも勉強を始める前に、その勉強が必要なのか、どの程度勉強するのかをきちんと検討するという勉強法の本

    まず目標設定という主眼は今までなかったわけではないが、ツール等を提示して読者が実際に目標設定できるようにしているという点で評価できる内容でした
    ただ、後半の勉強方法の部分はあまり重視していないのか、見たことがある勉強法が記載されているだけで、しかもあまり詳しく書かれていないとこちらは微妙

    【参考になった点】

    ・ゴール達成のため個別最適化された学習プログラムをデザインする
    1 人生計画を立てる
    ・登る前に山を決めろ
    2 学習目標の明確化
    ・学習目標のABCDモデル
     A:誰が、B:何を、C:条件、D:習熟度
    ・どうなりたいか、どうすればそうなるか
    ・学習達成度の把握
    3 学習スタイル診断
    ・視覚型
     机に向かいテキスト教材を読む
     紙に書いて覚える
     テキストをスマホで撮影し、スキマ時間に見る
     学習アプリの活用
    4 学習ロードマップを作る
    ・1日3時間目安
    ・優先順位の明確化
    5 スケジュール→習慣化
    ・どうやって時間を確保するか
    ・一週間単位でスケジューリング
    ・挫折しない5つのコツ
     ①達成度は7割でよい→一週間でつじつま合わせ
     ②起きたらすぐ学習できる準備
     ③ペース配分
     ④テキスト以外も活用
     ⑤見直しもする。質と量のバランス
    6 フィードバックサイクル
    ・意識的にフィードバックの機会を設ける
    7 仕事での活用

    【内容:アマゾンから転記】
    ★英語、資格、ITスキル……大人の学びは「学習デザイン」が9割!
    ★誰もが最短最速で目標を達成できる「科学的・学習デザイン術」!
    ★6,000人がわずか1年で英語をマスターした、すごい学び方!

    元ソフトバンク社長室長の著者は、
    1年で英語をマスターできるプログラム「TORAIZ(トライズ)」を6年前に開発。
    これまで約6,000人が実際に英語をマスターし、自らの夢をかなえている。
    その6,000人には、主婦、プロアスリート、中卒の調理師なども含まれ、
    「誰もがマスターできる」プログラムとなっている。

    そのベースとなっているのは、「インストラクショナル・デザイン」という学習デザイン理論。
    これは、「何を(What)できるようにするか」を明確にした上で、
    「どうやって(How)できるようにするか」を体系的に考えることにより、
    効果的・効率的・魅力的な学習プログラムをデザインする方法論のこと。

    著者が、「孫正義社長の下で働きながら英語を1年でマスター」できたのも、
    無意識のうちにこの「インストラクショナル・デザイン」を実践していたからだという。

    本書では、そのエッセンスを紹介するとともに、
    「自分の学習を自分で正しくデザインすることで、
    ムダな努力を一切しないで最短最速で目標を達成する独学術」を指南する。

    「〇〇を学びたいけど、時間がない……」
    そんなふうに、時間がないために夢やキャリアをあきらめている人にこそ、
    ぜひ読んでもらいたい1冊。


    【本書「はじめに」より】
    変化の激しい今の時代は、学び方こそが最強のスキルであると断言できます。
    ところが、大人になって勉強を始めようとしても、「何を・どれくらい・どうやって学べばいいか」は誰も教えてくれません。
    学生時代のように、学校や塾が決まった教材やカリキュラムを用意してくれるわけではないので、自分の学習を自分で正しくデザインしていかなければいけません。
    その上、仕事が忙しい大人には時間がありません。限られた学習時間の中で、いかに最短最速で結果につなげていくかを、自分で計画することが必要となります。
    だからこそ、まずは「学び方」を知ることが大切なのです。

  • どうなりたい それにはどうする必要ある?
    具体化した勉強法が最速
    人生目標 → 学習目標 → 計画  → 修正  → 習慣化

  • うーん、、、あまりおすすめしない本です。とくに真新しいことは。

    目標を明確に。それは人生においてどう位置づくか。

    目標に期限を設けて、具体的な教材や学習内容の計画を立てる。

    定期的に学習サイクルを見直して、計画や成果を確認し、必要に応じて修正

    身につけたスキルは実際に使い、本物にしていこう。

    書いてあることはこれくらい。学習術というにはあまりにスカスカな内容で残念でした。

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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