孫社長にたたきこまれた「数値化」仕事術 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.73
  • (7)
  • (23)
  • (7)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 242
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569851419

作品紹介・あらすじ

「考える前に数えろ!  議論する前に数えろ! 」

ソフトバンク元社長室長の著者が、孫正義社長のもとで身につけたのは「問題を数値化して高速で解決する技術」。

現実に起こっている事象を数値で把握し、それを分析して問題のありかと根本的な原因を探り、解決策を考えて実行したら、その結果をまた数値で把握・分析する。このサイクルをスピーディに回しながら、超高速で問題を解決していくのが、孫社長流の「数値化仕事術」。

統計知識ゼロでも、Excelが苦手でも、新人&若手でもすぐ使えて、どんな仕事でも生産性が爆発的にアップする。しかも「数字は苦手で……」という人ほど効果大!

6万部突破ベストセラー、増補改訂でさらにパワーアップ。新書化にあたってツールを一新するとともに、成果につながらないムダな数値化を繰り返す“数値化メタボ”を防ぐための「新書版特別章」を追加。

数字に使われるな、数字を使いこなせ!

※本書は、2017年8月にPHP研究所より刊行された『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』を改題し、一部加筆・修正のうえ、新書化したものです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 数値化することで仕事がまわる。数値化の目的、メリット、実践のポイント、手法がまとめられている。ソフトバンクでの3次元経営モデルの紹介も参考になる

  • 久しぶりにモエタギッタ。

  • 数値の大切さはわかってはいるけど、データをどのように活用すればいいのかがわからなかったり、分析しているつもりになってしまったりする人におすすめできる内容。わかりやすく、実践的。ただ、やたらと「孫社長は…」とするのが非常に鬱陶しく感じ、著者も孫社長の下では有能だったのだろうけど、何だかなぁ…と思ってしまう。不要と感じる章もあり、数値化することや分析方法にもっと特化した内容だったらなお良かった。

  • タイトル通り、筆者がソフトバンク時代に孫社長に教え込まれた「数字を使った仕事のやり方(取り組みの改善の仕方)」を解説している内容に、孫正義学・ソフトバンク学概要を足した、という内容の本です。
    良い点・悪い点あるため、評価が難しい本です。(内容の評価については後述)
    特徴として、とにかく「あの孫社長が~、あのソフトバンクが~」という論調が多く私は辟易しましたが、それをやり過ごせる方ならば読む価値がある本だと思います。

    <良い点>
    ・いわゆる仕事術、個人の仕事の進め方に寄与しそうな手法、に関しては、実践に移すべき内容が記載してあり、改めて意識づけになります。プロセス分析や回帰分析などの手法について、知っている人は「実践できているか」の再確認(大事)、知らない方は知識の入り口に、活用できると思います。

    <悪い点>
    ・上記手法の概要と手順はわかるが、実践するにあたってのポイントや洞察が薄い。というかない。例えば「プロセス分析」は、結構簡単に「やった気」にはなる手法です。しかし、分析(数値化)するためには、大きすぎず細かすぎず、「ちょうどいいバランスの」プロセスを定義する必要があると感じていますが、それの手助けとなる記載はない。

    ・事例の幅が狭い。筆者がソフトバンクで担当した「YahooBB」の拡販策とコールセンター改善の事例がほとんどなため、手法についての説明がとっても物足りなく感じる。

    ・後半の章(4&5章)の方が抽象度の範囲(事業とか企業とか)の話をしている。望ましくは、まず概論を提示し、そこから各論に入っていきますが、この本では3章までに仕事術の具体的なはなし、4章から突然事業の抽象的な進め方の事例を挙げます。こういう組み立て方も問題ないと思うのですが、この本の場合、「結果的にソフトバンクでうまくいった事例」という印象で、体系化されて他に展開できるような内容になっていません。

    「すごい孫社長にまつわる回顧録」だとしっくり来るかも

  • 数値化はビジネスを成功するために必要な要素、大前提。問題を数値化することによって現状を把握して、未来のためにするべき行動が見えてくる。数値化にはテクニックやノウハウがある。真の数値を見出すことが重要。ソフトバンクさんは収益を上げる法則に則り、かつ数字で分析して改善を繰り返している。組織には数値化思考が必要。ということがまとめられています。

    良いと思った点3つ
    ①数値化の大事さを再認識できた。
    ②ソフトバンクさんの文化を知ることができた。
    ③適切な数値化が必要だなと認識した。

  • すぐに試したくなる、「数値化仕事術」が満載。ソフトバンク社のようになる、とまで思わなくても、どんな企業にも当てはまる仕事術だと思う。

  • ▶なぜ
    数値化を授業

    ▶なに

    ▶どのように

  • 元ソフトバンク社長室長だった筆者が、ソフトバンク時代の経験に基づき、数値化することの本質や心構え、簡単な分析ツールの紹介や様々なメソッドを実例を示しながらポイントを簡潔に噛み砕いて伝授してくれる。ソフトバンクが未知の事業を切り拓き、道なき道を突き進んで来た軌跡の裏で、修正主義を大前提とし、そのチャレンジを支えてきたものが何だったのかを垣間見ることができる。

  • 自分に締切をつける。
    いついつまで、どれくらい終わらせるか
    具体的な数字をつけて。
    逆に数字に惑わされないようにもしないといけない。
    数字の魔力を使って、説得できるところは、試してみたい

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三木雄信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×