ジルベルトとかぜ

  • 冨山房
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本棚登録 : 289
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784572002112

作品紹介・あらすじ

ジルベルトは風と友だちです。ふうせんや凧やおもちゃの船や、風車やシャボン玉を使って風と遊びます。でも、時には風のせいで困ったこともおこります。子どもたちの心にしみ通る、味わいの深い絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 見た目は地味な本。だからあまり手に取られない。開いてみたら新品みたいに綺麗だった。

    かぜは ぼくの しゃぼんだまが いちばんすき。でも かぜには つくれない。ぼくが つくるんだ。でも かぜは、うんとたかく とばすから、おひさまが いろをぬってくれる。すると、かぜは そのうちのいくつかを かえしてくれるんだ。とっても おかしいんだよ、ぼくのめや てにあたって われるんだもの。

    ジルベルトは本当にかぜとともだちなんです。
    エッツは子どもの感覚を描くのが本当にうまいと思う。

  • 「ジルベルトは風と友だちです。ふうせんや凧やおもちゃの船や、風車やシャボン玉を使って風と遊びます。でも、時には風のせいで困ったこともおこります。子どもたちの心にしみ通る、味わいの深い絵本です。」

  • かぜが心を持っているみたい

  • 「かぜ」の特徴を絵本で表現されています。

  • 良書と思う。
    科学絵本的な要素もある。
    じわーっとくる系。

  • 風を視覚的に表すと、どうなるのだろう?
    エッツは、白を使って、風を描いてくれた。
    シンプルだけど、味わい深い。風が強くなってこわくなり、うちにかけこむ前の木のかげにかくれるジルベルトの表情が好き。

  • そうそう。こどもってこんなふう。
    子どもだったころに感じたことのある気持ち。子どもたちが小さいときに、みたことある子どもの様子。
    風に遊ぶジルベルトを家の窓から眺めつつ、おいしいおやつを作って待っていたくなります。
    暗い画面の中に見事に風が表現されていて、うっとりです。

  • 風と子どもとのかかわりが表現されているお話

  • あなたにあったろうか。目に見えない友達と遊んだことが?

  • 名作。ジルベルトと風の物語。ほほえましい。

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著者プロフィール

1893年,アメリカ,ウィスコンシン州生まれ。ニューヨークの美術学校を卒業後,シカゴ大学で社会学を学びながら,セツルメント活動に従事。その後,コロンビア大学の大学院で児童心理学を学び,『ペニーさん』(徳間書店)でデビュー。『クリスマスまであと九日』(冨山房)でコルデコット賞を受賞。作品に「もりのなか」,「またもりへ」,「わたしとあそんで」(以上福音館書店),「モーモーまきばのおきゃくさま」(偕成社)などがある。

「2023年 『わたしとあそんで PLAY WITH ME』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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