MISSING

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575233759

感想・レビュー・書評

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  • 著者の処女作。短編集。
    ブックカバーの印象の通り、青春の青臭さと物悲しさと、少しの毒と。

  • 粗削りだけど、わからないのもあるけど、新鮮だ

     1999年ということは、三女生誕年だな。読書どころではなかった頃だなぁ。

     作品はかんたんでわかりやすいのもあれば、わかりにくいのもある。少々理屈っぽいというか、無駄に長い感じがするのは気のせいかな?

  • 瑠璃
    この本はこの作品のためにある

  • それぞれの題名が読み終わると、しっかりとはまってる。

    本多孝好さんの長編も読んでみたい。

  • 伊坂幸太郎のエッセイ集『3652』。
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101250294

    収録された書評の中で紹介された小説を、折を見て読んでいます。
    この作品も、その中の一冊。

    5つの短編が、納められています。

    冒頭の『眠りの海』は、海に身を投げた主人公が、彼を助けた少年と語り合うシーンから、始まります。
    少年と話をすることで、自らの過去を振り返る、主人公。
    語らい合ううちに、過去に起こった出来事の、別の側面が見えてきて・・・という展開。

    この短編が小説推理新人賞を受賞したということで、推理小説というカテゴリーに分類されているようです。

    しかしこの短編集を通じて書かれていることは、「人のおもい、というものがいかに、他人に影響を与えるか」ということなのだろうなと、受け取りました。
    どの作品も、人間の感情のどこかに折り込まれている、もやもやした部分を、提示しているように感じました。

    この短編集が、デビュー作のようですね。
    この後に発表された作品も、探して読んでみたいと思います。

    『白昼堂々』結城昌治
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/404126703X
     
     .

  • デビュー短編集

    彼の住む場所

    が秀逸

  • (収録作品)彼の棲む場所/瑠璃/蝉の証/祈灯/眠りの海(小説推理新人賞(1994/16回))

  • 【推薦文】
    「このミステリーがすごい!2000年版」のベスト10に選ばれた短編集である。五つの切ない小説で構成され、何れも哀しい気持ちで満ちている。どうしようもない悲しみを感じながらも、一生懸命生きていかなきゃと思えるようになった。
    (推薦者:知能システム科学専攻 M2)

    【配架場所】
    すずかけ台: 3F-一般図書 913.6/H

  • サラッと読めました

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著者プロフィール

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。‘99年、『MISSING』で単行本デビュー、「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなど高く評価され、脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説を超えた新しい静謐なエンターテインメント作品を上梓、常に読者の圧倒的支持を得ている。その他の作品に『正義のミカタ』『MOMENT』『WILL』『魔術師の視線』『君の隣に』など。『dele』では原案と脚本を担当し、山田孝之と菅田将暉主演でドラマ化された。

「2021年 『チェーン・ポイズン <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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