そして今はだれも

著者 :
  • 双葉社
3.10
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  • (1)
本棚登録 : 97
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235340

作品紹介・あらすじ

なぜ?名門学園で女子生徒が相次いで自主退学-。着任早々、ミステリアスな事態を聞かされた新米教師の坪井笑子は、生徒たちと一緒に真相究明に乗り出す。そして、退学した全ての女子生徒に謎の教師"X"が関係していたという噂を知るが…。次々飛び出す名推理と、若さ溢れる友情の力で、ついに見えてきた驚くべき真実とは。

感想・レビュー・書評

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  • なぜ?
    名門学園で女子生徒が相次いで自主退学―。
    着任早々、ミステリアスな事態を聞かされた新米教師の坪井笑子は、生徒たちと一緒に真相究明に乗り出す。
    そして、退学した全ての女子生徒に謎の教師“X”が関係していたという噂を知るが…。
    次々飛び出す名推理と、若さ溢れる友情の力で、ついに見えてきた驚くべき真実とは。
    (アマゾンより引用)

    一言で言っちゃうと学園ミステリー
    この私が(笑)何となくこの人が犯人じゃないかな~って分かっちゃうくらい(笑)
    謎解きのときに出てくる親子が「そう来たか!!」って感じでちょっと楽しかった
    最後は青春っぽくハッピーエンドかと思いきや、ほろ苦い感じでした(;・д・)
    リーダーの男の子がすごいいい子だな~って思って、今時あんな高校生いるのかなって思った(笑)

  • 歴史ある名門学校で短期間に4人の女学生が退学した。内1人の女学生が、その原因はある先生にある、先生は生徒たちの、、、、と言い残したことから、仲の良かった友達がグループを作り、新米先生の笑子を巻き込んで真犯人Xを探し出すため調査を開始し、見つけ出す。 噂を聞いて、勝手な正義感で犯人を見つけ出したことは、良かったのか悪かったのか。結局わかったことは、、、そして今は誰も、、 この曖昧で中途半端な犯人探しがとても現実的だった。

  • 2012/12/03
    移動中

  • 昨夜読了。

    重たい本を読みたい気分ではなくて青井さんの本を手に取ったんだけど、目次を見ればよかった。「0 暗転」。
    なんだかどこにでも落ちていそうな事件が3件も。
    結果的にもあまり明るいものはない。
    青春ミステリーと書いてあるけど、新人教員の目から書いてあるので青春ものとも言い切れないかも。学園ものだけど。

    救いは最後のおじいさんの部分と新人教員の名前。

    次は明るいものを読みたいと思いつつ、もうすっかり真っ暗なものを。

  • ■なぜ?名門学園で女子生徒が相次いで自主退学―。着任早々、ミステリアスな事態を聞かされた新米教師の坪井笑子は、生徒たちと一緒に真相究明に乗り出す。そして、退学した全ての女子生徒に謎の教師"X"が関係していたという噂を知るが…。次々飛び出す名推理と、若さ溢れる友情の力で、ついに見えてきた驚くべき真実とは。

    ■■面白かったのですが、もう少し主人公の女教師と生徒の交流というか絡みが欲しかったなぁと。同じ事件を協力して取り組んでいるという割りに、ぜんぜん協力関係が見えなかったのが残念。あとちょっと推理がくどすぎたかなと。まあ少ない数の容疑者から犯人を読者に悟らせないための方法なのかなとも思わなくはないですが。

  • セオリーすぎる犯人だった。

    ストーリーは面白くってのめり込めるんだけど、犯人のくだりでちょっと萎えるかなぁ。
    やっぱりそいつなの?って。

    青井さんは暗い話しより希望がある話しのが似合ってる。
    二冊立て続けに読んだけど、内容や話しの持っていきかたは飲み込まれるような力があっと途中まで面白いのに、ラストがイマイチ。

    ん~惜しいなぁ

  • 学園もの最初、ちょっとわからない感じではじまって、そのうち、登場人物がはっきりしてくると、つながっていきます。おもしろそう、でもちょっとにつめがあまい。。。そんなかんじ。

    再読 読んだのわすれてた
    2016・09・07

  • 思わせぶりなタイトルが気に入って読んでみたのだけれど、ちょっとだけ期待はずれ。ミステリには違いないのだけれど、そもそも事件解決のための必然性が弱い気がする。当たり前の話だけれど、事件解決の道筋があらかじめ出来ていて、読み手をはぐらかし幻惑するプロットを組み立てた感が強い。もちろん、物語の主人公もその通りに行動するんだけれど、、、 探偵役の主人公・笑子と共に、読み手は推理を働かせていくのだが、読み終えるのには根気が要る。

  • これぞ「犯人探し」といった感じ。「X」の正体を特定するための手掛かりが次々現れ、次々潰されていく。「誰だ、誰がXなんだ~?」となかなか分からないもどかしさが実は面白かったり。気づきそうで気づかなかったよねえ。
    ちょこっと別場面の挿入がところどころにあって、それがどう生きてくるのかな? と思っていたけれど。その繋がりも読めなかったぞ。このラストは爽快でした。

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著者プロフィール

小説家

「2013年 『丘の上の赤い屋根』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青井夏海の作品

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