- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575237887
感想・レビュー・書評
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「革命を起こさないかこの国に」
国とは?国籍とは?祖国とは?日本で繰り広げられる「多国籍」との領地争い。
「大切にしないなら、僕達がもらっちゃおうよ」
福岡女子短期大学:サトウ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わるのがもったいなく、でもどこに着地するのか気にもなり、結果ページをめくる手が止まりませんでした。
どこに行っても亮司がミューズでニヤニヤ。
最後のサーシャのセリフはどう考えても亮司へのプロポーズですよねごちそうさま。
末永く爆発してください!
このシリーズからもスピンオフ出してほしいです! -
五條瑛は好きな作者ですが、この本は星二つが精一杯。
初期は謎も多くてスケールの大きさを予感させたが、だんだん話がぼやけてきて、かえって小さい話を寄せ集めた印象だけが残る。決して小さい話じゃないのに。最後にまとめ切れなかった感じ。
十年もかけて書かなくてよかったんじゃないかな。 -
ようやく完結〜!!
こういう社会に生きる自信はありません。
穏やかな暮らしをください。。。。。 -
いつの間にか亮司のベッドで寝られるようになったところあたりから薄々感じていたけれど、喪った国しか見ようとせず愛そうとしなかったサーシャが最後、戯言かもしれなくても「全部終わったら、そこに戻る」という言葉を使ったところで、この12年間亮司が自覚的に流れ流されその場に居続けた意味はあったのだ、たぶん。
さて次はとうとう鉱物シリーズ再開でしょうか。楽しみすぎる! -
変革はぼーっと暮らしているひとにとってはある日突然訪れるんだろうな。
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終わってしまったなあというのが最初の感想。サーシャの第一巻で言った「革命」がこんな形とは。そして男女の恋愛は悲劇的な結末ばかりなのに男同士だけはみんな幸せそうに終わりやがった
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革命シリーズ最終刊。様々な形で己の生き様や人生に決着をつけ、各々の革命がついに一つのうねりとなっていく―のだが、いかんせん登場人物が多すぎて。えーとこの人誰だっけ…あぁあの巻で出てきたあの人か、と毎章確認しながら読んだ。このシリーズに関しては一気に読みたかった。緊張感を維持したままサーシャや亮司やすみれの世界を歩きたかった。これからこのシリーズを一気読みできる人がうらやましい。
それにしても亮司がモテモテ。みんな亮司に夢中。
この国が、この世界が、亮司たちが、進み行く道が光りあふれたものでありますように、と自分のためにも祈りたくなる。