「さん」の女、「ちゃん」の女

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 55
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575299618

感想・レビュー・書評

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  • 小学校の同級生から「さん」と呼ばれてた私…。卒アルの個人ページに"ニックネーム"を書く欄があったんだけど、私だけ「さん」付け…。幼いながらに悲しかったなぁ…。

    ちなみに母は正しく「ちゃん」の女。私も弟もちゃん付けで呼ぶこともあります。

    新卒で入社した会社がまさに、おじさんばかりの「紅一点」や「自分が最年少になれる場」。今は「ちゃん」の女と「さん」の女をバランスよく切り替えられている気がする。

    この本を手を取る人は圧倒的に「さん」の女性が多そうと思ったのは私だけかな?

  • 自分とはタイプの違う女に対して抱く苛立ちの正体がわかって、すっきりした。

    そして、自分の生きづらさの一因に、
    明らかに「ちゃんの女」に見えるのに、
    中身が「さんの女」であるという、
    外見と中身のギャップがあることに気づけた。

    「ちゃんの女」と思い、
    近づかくのに実際は違うので、
    男性は失望して去っていき、
    「ちゃんの女」は面白くないから去っていく。
    「さんの女」からは「ちゃんの女」と思われ敬遠されるので、近づいてももらえない。

    これが自分の生きづらさの一因になっていたのだな。

    意識して使い分けよう。

  • たしかに周りには『さん』と呼ばれる女と
    年齢に関係なく『ちゃん』と呼ばれる女がいる。

    著者は『さん』の女らしいが、

    『ちゃん』の女に対して嫉妬をしているのではないかと感じられた。よくある話だ。

    ちゃんも、さんも、それはその人の持つ雰囲気から自然とそう呼びたくなるのである。

    内容的にはお互いの悪口に近く、

    私にはどうでも良いことだと感じられた。


    ちなみに、私はどちらかというと『ちゃん』呼ばわりが多いが、行動は『さん』だと思った。

  • この本、女の人の方がピンとくるんでしょうね。
    男の自分には、「たぶんそうなんだろう」とは思えても、「わかる、わかる」のレベルには達しませんでした。

    ただ、何事も二元論に帰着させると、話がわかりやすくなりますね。
    著者の衿野さんは、そのことを意識して、かつ、うまく利用して書いていると思います。
    そして何より、具体例がいいですね。

    ちなみに、この本を会社で読んでいたら、「マンガを読んでいるのかと思った」と言われました。
    言われてみれば納得です。
    と同時に、この本を原作とするマンガができても面白いかも、とも思いました。

  • なるほど。こういう視点があったか……女ってやはり面倒くさい生き物。どんな視点で生きてても目をつけられるんですよね……

  • テーマは面白いけど、中身がなんかなぁ~前半悪口の言い合いみたいであんまり気持ちよくなかった笑

  • たまには肩の力を抜いて、サラサラと読めそうな軽い本を選択。
    中身的には、女性が読んだほうが面白いんだろうけど。

    結論からして、普通のビジネス書に書いてあることの真逆だけど、
    まぁそのくらい肩の力を抜いて生きていくのが、
    そこそこ楽しい人生を送れるのかなとは思った。

    違うかw

  • p70.
    「仕事をする場に男も女も関係ない」
    「女性には、女性らしさを活かした仕事のやり方がある」

    ダブルスタンダード。

    さんの女は上司を尊敬したくて、
    ちゃんの女は上司を利用したい。

    人のことはよくわかるもので、
    読みながら、いるな~と思わず苦笑い。

    チェックリストあり。

  • 面白い女子の分類(笑)
    確かになるほどなのです。
    私はどっちも点数低いから、ある意味極端な偏りはないのかなーとか思ってたんですが、バッチリ最後まで読みました。
    あら、私、意外と「さん」度高いのね。さんの女なのかしら。(笑)
    言われてみればちゃん度が高い女子がうらやましく感じるときがあります。

  • 結局、私はどっち?
    ちゃんが多い気がするが、生き方はさんだな…

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