大人の男の遊び方

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575307832

感想・レビュー・書評

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  • まあ「大人の男の遊び方」なのだから、仕方がないか
    酒の飲み方に始まって、ゴルフ、大人のゴルフとはどうあるべきか、さらにギャンブル、カジノや競馬、麻雀
    と続くものだから、途中からは、飛ばし飛ばしの走り読み
    浅田次郎といい、この人といい、売れっ子作家というのは!ずいぶん羽振りがいいものだ

    徳光和夫さんが長嶋茂雄をお気に入りの蕎麦屋に連れて行った時のエピソードだけはおもしろくて声を出して笑った

    もう少し大人の男の生き方みたいなものが書いてあるのかと思ったから期待外れ

  •  私が思うに、一流の男はずっと一流ではなく、むしろ二流、三流の自分を知っている人の中からでてくるものではないかと思う。

    一流の酒飲みの客 彼らを若い目でよく見て、どこが自分と酒の飲み方が違うのかを考えるのも大切なこと

    万年筆アサマ☆木製の万年筆のメーカー

    徳光さん 神宮の近くの蕎麦屋 長嶋さん「じゃ、私、カツ丼」

    ギャンブル 器量というのは己には見えない。 長く打ち続けている人の共通点→打ち方、フォームを変えない。

    カジノ 賭けを進めるテンポが速い→客を常に熱い状態にするため

    ルーレット アメリカンスタイル 0と00がある
    0がひとつと36に分かれて37分の1
    ルーレット盤を見ればわかるが、0を中心に対極は、5、24、16、離れて8、23、30、
    7、28、29、6、27、9、22となる
    シューターは何度かに1度は0に落とすべく訓練されている。
    ルーレットはゾーン張りを続けていればシューターとテーブルの目の動きはある程度分かってくる。

    7の隣が28、29

    26、0、3 ヨーロッパでやっているとかける人が多いことに気づく

  • 伊集院静とは、かくも面白くもなんともない文章を書く人間なのかしら

  • お酒やギャンブル等など、大人の嗜みを丁寧に一つ一つ解説してくれる、楽しい一冊。
    遊びを中途半端にではなく、真面目に考えてやることで、新しい境地を開かせてくれる。
    昔ながらの作家先生の生き様なんだろうが、改めて、カッコイイ。
    遊びは悪いことじゃない。真面目に遊ぼう!

  • 賭ける前に準備が必要。打ち手は、地運、人運のなかで揺さぶられる。人より早く、人より丁寧に、人より一歩先に臨戦状態をこしらえる、打つ前の準備が必要。
    準備ができていないなら、打つな。
    自分が賭けようとしている世界が、どんなものか見極めるまで、自分の目で見る。
    負けに気づいたら、いかに早く、場を立てるか、勝ちに入ったら、いかに打って行くか、であります。

  • 酒、ゴルフ、ギャンブル、マージャンすべて自分は嗜まない。これが漢の、オトナの、人生の幅であり、器であるとでもいいたそうだが、このステロタイプにはステロタイプになるべくの普遍的快楽が内包されていると想像はするが、どうしてもなじむことが出来ずに生きてきた。なじまないものはしょうがない。大きな要素としてあえて外したであろう飲む打つ買うの「買う」の話しを読んでみたいものだ。

  • ゴルフのところだけ気になって読んだ。

  • テレビで言ってた「それがどうした」と「千転び萬起き」という言葉が忘れられなくて読みました。

  • 酒の飲み方は良かった。一方、参考にはなるが、ゴルフ、競馬、ルーレット、麻雀の部分は長かった。「大人の男の遊び方」なので仕方ない。

    徳光和夫さんが長嶋茂雄さんを蕎麦屋でもてなそうとした時のエピソードは面白く、印象的だった。

  • 桑田佳祐のなぎさホテルから著者を知り手に取った本。酒は飲まないがゴルフも麻雀も好きなことから読んでみた。大人の男としての遊び方、-色々な考え方があるんだナと感じた。

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著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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