生きるために闘う

  • 双葉社
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本棚登録 : 18
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575317213

作品紹介・あらすじ

元気ですよ! 幾多の名勝負を繰り広げ、ファンを熱狂させた”燃える闘魂”。現在もまた、難病の「全身性トランスサイレンチンアミロイドーシス」と闘う姿を公表し、多くの人に生きる勇気を与え続けている。そんなリングのレジェンドが、かつて魂をぶつけ合ったライバルとの名勝負を解説する。ドリー・ファンク・ジュニア、ジョニー・バレンタイン、ルー・テーズ、カールゴッチ、アンドレ・ザ・ジャイアント、モハメド・アリ、タイガー・ジェットシン、ローラン・ボック、マサ斎藤、ストロング小林、ラッシャー木村、長州力、藤波辰爾、タイガー・キング、前田日明他、40試合について言及している。

感想・レビュー・書評

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  • アントニオ猪木が、過去の試合や対戦相手を自ら振り返る本

    試合自体は有名なものばかりで特に目新しい切り口は無かったが、対戦相手に対する好き嫌い
    猪木の「好み」が表れていて、そこが面白い

    自分と袂を分けた人は、基本的には許すことの無かった
    信頼関係を重視した馬場と
    裏切っても離れても、自分と共通する部分があり「仕事」ができるプロフェッショナルであれば許した猪木との対比が見えるよう

    リングの上でも、リングを降りても著述の中でも
    衆目に触れる場所では常に「アントニオ猪木」であり続けたのだなぁと、今も改めて思う

  • 戦いの軌跡

  • もちろんこの本は、
    猪木の最晩年に病床でボソボソと聞いたことを
    ライターの人がまとめたものですね。
    だいたい聞いたことある話ばかり。
    でも、
    凄いな。やっぱり猪木は凄い。
    映画化は当然として、
    ずっと語り継がれる人なのだと思う。
    全盛期は知らないけど、
    少しでも時代を共有できた事は自慢だな。

  • それぞれの項がコンパクトに書かれて、最後にそのレスラーに対しての一言がある。ライターさんの構成がいいです。

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著者プロフィール

1943年横浜生まれ。本名・猪木寛至。57年、家族とともにブラジルへ移住。60年に力道山にスカウトされて帰国し、日本プロレスに入団。同年9月、大木金太郎戦でデビュー。71年に日本プロレスを追放され、翌年、新日本プロレスを旗揚げする。ボクシングへビー級王者モハメド・アリとの「格闘技世界一決定戦」を行うなど、常に戦いの新たな地平を示し続け、プロレスの黄金時代を築く。89年には参議院選挙に出馬し、プロレスラー初の国会議員になる。98年に現役引退。2013年からは2期目の参議院議員を務め、19年に政界引退。おもな著書に『アントニオ猪木 闘魂語録大全』(宝島社)、『猪木力 不滅の闘魂』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『最後に勝つ負け方を知っておけ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アントニオ猪木の作品

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