- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575511000
感想・レビュー・書評
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ある意味、身勝手な主人公たち(運命に翻弄されるも含む)を中心に展開される短編集です。
そんな各主人公の気持ちに感情移入できるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってくると思います。
5作品の中で、「花輪の海」のみが共感できました。
意外だったのは、短編集として、陰の季節、動機、顔、深追い、第3の時効の次の作品だった点。
以前に書かれた5作品はかなりの力作なのに・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中から他の作家の本を読んでいるのかと思うほど著者らしくない作品だった
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暗くなる
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短編物は、面白くなりそうなところで終わってしまうので、自分には合わないかな?
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犯罪から逃亡者、リストラなどテーマが暗くて最終的にもその暗さは消えない。出張前の飛行機で読んだら孤独感が強まって良くなかった。
その作品も描写や構成はさすがで引き込まれるが読むシチュエーションには気をつけないと悲しくなる。 -
無理やり感が否めない。
いかにもセリフっぽい口調は深刻な場面であるほど萎えさせる。
元記者ということで様々な社会の裏を覗き見てきたであろう筆者だが、
う~ん。
担当部署が限られていたことが見えてしまった、
すなわち、それは書ける設定に限りがあるということにもなるわけで。
筆者の限界を知ることになる短編集となってしまった。
やはり警察と記者以外には手を伸ばさない方が・・・ -
2008/2/29開始
2008/3/2読了 -
大切な息子を失った父親が10年後に知った
「真相」。
なるほど。
短編集で読みやすい。
電車の中ぐらいに読むのに丁度いいね。
落ちは深くなく、少し期待はずれな気がした。