真相 (双葉文庫 よ 15-1)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575511000

感想・レビュー・書評

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  • ある意味、身勝手な主人公たち(運命に翻弄されるも含む)を中心に展開される短編集です。

    そんな各主人公の気持ちに感情移入できるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってくると思います。

    5作品の中で、「花輪の海」のみが共感できました。

    意外だったのは、短編集として、陰の季節、動機、顔、深追い、第3の時効の次の作品だった点。

    以前に書かれた5作品はかなりの力作なのに・・

  • 途中から他の作家の本を読んでいるのかと思うほど著者らしくない作品だった

  • 暗くなる

  • 短編物は、面白くなりそうなところで終わってしまうので、自分には合わないかな?

  • 犯罪から逃亡者、リストラなどテーマが暗くて最終的にもその暗さは消えない。出張前の飛行機で読んだら孤独感が強まって良くなかった。
    その作品も描写や構成はさすがで引き込まれるが読むシチュエーションには気をつけないと悲しくなる。

  • 無理やり感が否めない。
    いかにもセリフっぽい口調は深刻な場面であるほど萎えさせる。
    元記者ということで様々な社会の裏を覗き見てきたであろう筆者だが、
    う~ん。
    担当部署が限られていたことが見えてしまった、
    すなわち、それは書ける設定に限りがあるということにもなるわけで。
    筆者の限界を知ることになる短編集となってしまった。
    やはり警察と記者以外には手を伸ばさない方が・・・

  • 2008/2/29開始
    2008/3/2読了

  • 大切な息子を失った父親が10年後に知った

    「真相」。

    なるほど。

    短編集で読みやすい。

    電車の中ぐらいに読むのに丁度いいね。

    落ちは深くなく、少し期待はずれな気がした。

著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

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