イジ女 (双葉文庫) (双葉文庫 は 21-1)

著者 :
  • 双葉社
3.14
  • (9)
  • (20)
  • (44)
  • (21)
  • (2)
本棚登録 : 275
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513578

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • kamosigiさんより。

    タイトルから、これからいかにも女同士のエグいあれこれが想像できたので、
    ほぼ怖いもの見たさで読み始めた「目立とう精神」
    そこからはじまり最後まで案外すんなり読めた。

    どの場面もリアルにあると思うし、
    いざ自分がその立場だったら嫌だなあというどれも状況。
    でももっと恐ろしいと思ったのが、これでもかなり嫌悪感を抱くわたしだったが、「詰めが甘い」「中途半端」という感想がいくつもあり、目に止まったこと。

  • イジ女というタイトルがなんとなく安直で嫌だなと思いつつこういう女のドロドロ大好きマンなので結局そこに惹かれて購入。読みやすかった!周りにこんな嫌な女達いなくてよかったーと思いながらも、私が気付いていないだけか?それともこれから出会うのか、と他人事のようだけど身近にも感じられる物語たちだった。女ってこわーい…!

  • 短編集、その中の「やる気ナッシング」は
    最後まで意味がわからなかった。
    あともしかしたら最後の章で全部繋がっているのかもしれないが、誰なのかわからなかった。

  • なんかイジメとかどこへいってもあるんだろうな。無理に仲良くしようと思わなくてもいいように思うが、多少は自分の味方もほしいしね〜。難しい。

  • ホラー小説ではないが、アラサーの女性同士の意地の張り合いのような物語の集まりで、薄ら怖さを感じさせられるものばかり。立派なマンションの女性たちの虚勢を張る姿、12年ぶりに会った同級生の女性との対抗心、職場での女性たちの醜い争いと男性を巡る三角関係…。結婚式での女性たちの花嫁への悪態! 8つの短編は悪意に満ちた女性ばかり。いずれもありそうな話しばかり。こんな怖い物語ばかり書く著者の心のうちは、どんな思いなのか!と思ってしまう。

  • 2009.3.25
    イジわるな女、イジめる女、イジっぱりな女...あるあると思わず膝を打つ日常のトゲを描き出す短編集。

  • もやもやする女の人間関係の短編集。タイトルにある「イジ女」だけイジメに関する話でした。

  • 女子のイジメあるある。
    会社の同僚の結婚式で復讐する話が
    怖いというか、そりゃ復讐したくも
    なるわなあ、と思いました 笑

  • 8話からなる、イジメ女のオンパレード。

    見てはいけない開かずの間を開けるような感覚である。
    女社会のエグイ性格の女達。

    貧富の格差、家庭環境、親の七光り、お局様、、、色んな要素の詰まっている。

    自分では、イジメていないようでも、イジメられたと、思われるイジ女。

    平気で、嘘をつく者や、彼氏自慢、子供の学校、、、
    きりが無い。

    そういえば、同窓会なども、男性の場合は、集合するけど、女性の場合は、自分の顔(化粧)、服装、スタイルから、結婚の有無、夫の勤務先に役職、子供の出身校など、で、集合が、難しいとか、、、、聞いた事がある。

    嫌な相手とは、距離を置きながら、接したいと、思う。
    本を読みながら、こんな女性のいる職場は、嫌だな~とか、もっと、強く、自分を主張すべきであるとか、、、、なんだか、本の中の人物に お説教をしたくなってしまった。

  • 女のイヤな部分が出ていて読後はなんとも言えない気持ちになった。コワイ世界だ。

全39件中 1 - 10件を表示

春口裕子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
湊 かなえ
湊 かなえ
伊坂 幸太郎
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×