名探偵・星井裕の事件簿 京都東山京焼の殺人挽歌 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514223

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読めた。
    早くから犯人がわかるだけに、もどかしさは募る。
    美雪のネタバラシ具合や星井の偶然すぎるところなど、それはないだろうと突っ込みたい部分もなきにしもあらずだが、わかりやすいので、それもまた読みやすさを作る要素のひとつかと思えば面白い。

  • 京都へ気分転換に行くにあたって
    かばんに入れていきました。

    カメラマン星井と、元妻で京都府警刑事の美雪のコンビ。
    今回は美雪の上司・大田原さんの孫が誘拐される事件と
    星井が取材している陶芸工房がつながってくる。

    京都の風景の中で、京都が舞台の話を読む…
    旅情ミステリのもっとも正しい使い方かな(笑)
    雨女なんで、窓の外は雨でしたけど。

  • 取材に行った先で、知人の刑事が誘拐事件に直面していた。

    ただの誘拐事件かと思いきや…という、複雑な内容でした。
    しかし誘拐されていた本人は、一体どうして発言しないのか。
    年齢が年齢ですし、何か向こうで約束があったのでしょうか?

    主人公の方は、ホテルの部屋が目の前、という近さ。
    そして疑いを持った相手は…という、じりじり具合。
    これが理由で誘拐して、殺害までして、というのを考えると
    ものすごくありそうな犯人の行動でした。

    カメラマンのせいか、当然取材の所が多くて
    うっかり何の事件が起きているのか
    忘れそうになってました。

  • 20161029

  • 一応ミステリーの形式をとっていますが、本シリーズの魅力は京都の料理や文化を分かりやすい描写で身近に感じることができる点と、柏木氏の京都世相論。
    本作では焼き物を通してこれらが語られます。
    気候が良くなってきたので、紅葉シーズンで観光客だらけになる前に六波羅蜜寺に行ってみようかな。

  • サスペンス、京都もの好きにはたまらない感じ。

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