- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575515527
感想・レビュー・書評
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夜行観覧車は、どこの家庭にも起こりえるヒューマンドラマです。
最初から、テレビ映像化を意識しているのかと思えるような作品になっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高級住宅街で起こった殺人事件、当家族、隣人家族の話。面白く無いわけではないが普通という感想。著者の本は人気があるが、読んでみると「普通」と思うことが多い。女性に人気ということなのだろうか。
家族が大変な状況になるもっと前に何故対策を打たないのか、不思議と思う。 -
湊さんの作品3作目。
遠藤家の彩香がもーひどい子で最悪なんだけと、遠藤家、高橋家、小島家の3家族の視点、行動などが絡み面白くて一気読み。
きっと誰しもが持っている黒い部分を分かりやすく書かれていて、目を背けたくもなる。
高橋家の兄、良幸が良かった。
つい、ヤスとして読んでしまうから
か?
どう終わるのか思ったけど、救いがあるようで良かった。
でも、週刊紙の記事はどーゆーことなんだろう。
いやーな感じに受けとるのか、高橋家の子供たちが生きてく上では妥当な政策だと思えばいいのか悩ましい。-
何年か前に、勉強部屋を『ICU(集中治療室)』と呼んで子供に勉強を強いた親が殺害される事件がありました(奈良放火殺人)。そこから着想を得たっ...何年か前に、勉強部屋を『ICU(集中治療室)』と呼んで子供に勉強を強いた親が殺害される事件がありました(奈良放火殺人)。そこから着想を得たって事なのかもしれません。2013/01/24
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女の人の書く女性の嫌なところを全部詰め込んだような作品だなと思った。家庭の崩壊と再生がテーマであるというコピーをどこかで見かけたけど、この小説に出てくる家庭はみんな最初からひびが入っていて、事件をきっかけにしてそれが崩壊していく様は描かれていたけれど、再生したのかと言われれば微妙かなあと思った。骨折したのをそのまま放置してへんな風につながったけどつながったからいいよね!って無理やり納得してる感じがした。
おもしろかったけど年取りたくないなーこんな女性になりたくないとしみじみ思った作品だった。 -
精神が不安定になりそうな内容の小説、この先、家族を持つことや歳を重ね、家族が増えることに
でも面白くて、一気読みしてしまったし、読んでよかったし、おすすめしてくれた友達に感謝を伝えたい小説
他の本ではなかなか味わえない、読書体験 -
・ガーっと読めたし、「人間社会」「ご近所」「エリート家庭」としてとてもリアルな、うわあ...な描写がおもしろかった。
・どこの地域でもあり得てしまう気がした。学生時代はなんとも思わなかったけど、自分の小学生以降の人生と周りの親子を思い出して色々感じさせられた。親が自分の子供に求めるスペックと、それを実現させるためにどのくらい勉強等を強制させるかってそれぞれの家庭で色々な加減があったなあと。自分は将来どんな子育ての仕方をする親になるだろうなあ。
・小学生のとき「お金持ちだしお母様も美人だし、子供にめちゃお金かけてひたすら毎日遊ばせず受験勉強させてるけど、子供本人の学力がどうしてもあまり伸びない子」を沢山見た。それを思い出してしまった。これを描写してしまうのは本当にリアルだと思う。
・湊かなえさんの白ゆき姫のもだけど、報道とかクラスとか、世間が思い込んでる情報はいくらでも事実と異なりうると思った。周りからどう見られてても自分たちだけが事実を知っていれば充分ってことも多々あるのでネットや報道を見ない・気にしないメンタルも大切だなと。また、本人にしか分からない「どうしても嫌なこと」ってあるよなあ
・「!?」となる展開はあまりないように感じた
・あ、終わり方はそんな感じかあとなった。観覧車についてもう少し深掘りしたかったかもしれない -
おもしろかった
湊かなえに外れなし今のところ全部おもしろい(二冊くらいしか読んでないけど)
上を見なければ十分満たされているはずなのに現状に満足できなくて心の余裕が失くなっていく。
共感しました、自分もそう -
彩花の性格がとてつもなくひん曲がっててイライラした。脱落しそうだったけど最後まで読んだ。
真弓に同情した。。
そして高橋家のあの終わり方はなんだかなあー、思った。
湊かなえさんいくつか読んだけど、この作品が今のところ1番イヤミス!!