動物学科空手道部卒業高田トモ! (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.13
  • (1)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 40
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575516678

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 彼氏(栄)とのシーンでキュンキュンしました♡

    喧嘩のエピソードも実際にありそうな話で、
    こっちまでムカムカします笑

    部活、研究、勉強、実習…
    大学生はとても忙しいんだなと思いました。

  • 姉への反発心だけで大学を選び部活を決め、早くも三年生になった。研究室もあるし、将来のための仕事探しもあるから部活も恋も、手が回らない。色々なことに悩みながら、出会いと経験によって成長し、卒業へ。一年1冊じゃないんですね。大学生になる前に読むといい本。

  • 大学3年生になり、部活に研究室に就職活動に忙しい日々。どれも中途半端になってしまってるんじゃないかと不安になり、あれもこれもやるなんて無理なんじゃと思ってしまうけど、それでもやり続けるのは単純にそのことが好きだという思いがあるから。シンプルな思いが1番、考える前に動いてみる、もやもやが募っているとき読むとすっきりしそうと思った。

  • かわいいなーーーーー。
    かわいいなあああああ。
    不器用で、まっすぐで、ぐるぐるしてて、きらきらしてて。
    大人になる、ほんの少し前の、かけがえのない日々。

    つかもう、あれよ、親戚の子供の成長を見守るおばさん的な。

    そんなトモちゃんもこれで、大学を卒業。
    大人にまた一歩、近づきます。

  • 高田トモついに動物学科卒業。さすがに3部目になると部活、恋愛、卒業とすこしダレてしまった感じだが、研究室のことがよくわかって興味深かった。
    大学時代に研究室に配属されてすることって、結局実験のお手伝い、動物の世話係をすることがメインなんだね。研究室にとっては、ていの良いタダの労働力だね。

  • 3巻完結編でもKYっぷりが炸裂しているトモ。
    でも
    ***以下p41より引用
     前にも痛感したことがあるけれど、私はやっぱり本当に、想像力が足りないんだ。事態を把握するまでにこんなに時間がかかる。栄は何倍も早く気付いて行動している。
     いやになる。いまだに自分のことしか考えられない自分が。栄に比べてできなさすぎる自分が。誰かに言ってもらえないと気付けない自分が。
    ***引用終わり
    と自覚している所が救い。
    本当にこういう子、悪気なく想像力が欠けている子、かなりの確率で生息していますからね…
    自覚できるなら、20代なら、まだ間に合う。
    頼む、ゆっくりでもいいから成長してくれ、伸び代も時間もあるはずだ!頑張れ!
    ……と思った次第。

    カバーデザイン / 高瀬 はるか
    カバーイラストレーション / 宮尾 和孝
    初出 / 双葉社Webマガジン「カラフル」2011年9月~2012年12月連載分に加筆訂正

  • シリーズ最終巻。高田トモも、3年生になり空手道部の幹部になったり、進路を考えたりと人生の岐路に立たされながらも一生懸命だった姿が印象的な最終巻でした。お姉ちゃんに対する感情もだんだんと変わっていき、成長していくトモ。その様子が一番良かったかも。
    栄との関係も、お互いに素直ではなく、でも両想いな様子がひしひしと行間から伝わってくる感じでした。ただ、進路を決めてから卒業までが駆け足(抜けている)のでもう少し読んでいたかったかなと思う。社会人になったトモの活躍も読んでみたい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

作家、獣医師。15歳の時に書いた『佐藤さん』で、第44回講談社児童文学新人賞佳作を受賞し、作家デビュー。一方で、麻布大学大学院獣医学研究科で博士号を取得し、現在は獣医師兼作家として活動している。著書『ぼくとニケ』は青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選出された。他に『ただいまラボ』(以上講談社)などがある。

「2023年 『おはなしサイエンス 未来の医学 これからも、リッキーといっしょ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片川優子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×