- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575520019
感想・レビュー・書評
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4.0
面白かった。
ラブストーリーですが、ベタ甘な感じは少なめで、
京都の街並みや建造物を美しく表現してくれています。
思わず京都に行きたくなる!
自分が数年前に訪れた場所なんかも登場してきて、ここを歩いてここに行ったみたいな表現もあり、地図を見ながら一緒に歩いた気分になっていました。
他の作品にも描かれたブルームーンのお話ですが、幻想的に描かれていて読んでいて良い気分になりました。
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前作「青い月の夜、もう一度彼女に恋をする」でブルームーンの夜に奇跡が起こってから数年後、京都の街でブールームーンの夜に、再び青い月の光りが導くところに、過去への入り口が現れます。
主人公の25歳の深山灯里は東京の大学時代に出会った奏と婚約しています。結婚を控え数年ぶりに京都に帰った灯里は、高校時代の日記帳に親友以外の別の人と出会って友達になったようなことが書いてあるのとに気づきますが、覚えていません。そして倉庫で17歳の高校2年生の時に祇園祭で作った小さな提灯を見つけ、薄っすらとコウと書いてありましたが、思い出せずにいます。そんな時に青い月夜の祇園の新橋にコウウがいました。17歳にコウと出会った体験を思い出し、コウに恋したことを夢のような感覚で思い出します。
軽く読める恋愛ファンタジーです。 -
滋賀出身の作家さんと知り、2冊目
ラノベらしさ全開で、1作目のネタを引っ張ってるけど、おさまるとこにおさまるラストでした。