かげろう日記 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522235

感想・レビュー・書評

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  • 半年前に死んだ恋人の日記が送られてきて…という気になる始まりから、主人公の男へのイライラ(ビックリするほど感情移入できなかったw)読み進められていく日記の内容の怖さと同時に、これは幽霊ものなのか、人間が物理的に起こしていることなのか推理しつつ読むのが面白かった。
    この短いストーリーのなかに、しっかり怖さが詰め込まれていて、読後の満足感があった。

  • 女と女の執念。
    元カノ茜から送られてきた日記は輝樹自身が死んだ彼女に体も声も操られて書いて郵送した。

    そして、元カノを殺したのは今カノ、仁美が弟に頼んでさせたこと。
    それを、輝樹の友人に分かり、ギターの弦で絞め殺し、仁美は数日後大量睡眠薬で自殺。
    そして、最後は二人の直属の上司満智子に渡る。

    寝ないといけないのに、怖いけど続きが気になり、やめれなくなって朝6時回っていた。

  • コンパクトにまとめられていて、サクッと読み終えることができた。
    この時期にピッタリのヒエッとさせられる一冊。

  • 怖かったには怖かったですね。短くすべきか長くすべきかの判断が難しいアイデアだったのかなあ。不覚にも宮本宅に仁美が居る場面で一番ドキドキしてしまったよ。

  • 「ただし、最後まで読み終えたあと、あなたが精神的に持ち答えられるかどうか、それは保証できません」

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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