NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

著者 : 朝井リョウ 石田衣良 小川洋子 角田光代 坂木司 重松清 宮下奈都 東直子

• 双葉社 (2019年7月10日発売)

感想・レビュー・書評

[Ako Uさんの感想 · 2021年8月12日]

重松清さんと東直子さんのがよかった

[-さんの感想 · 2021年6月23日]

1日10分だけで満足できる！心がとても安らいだ。
たくさんの作者の人の作品が読めるので、贅沢した気分。

[あーるてぃーさんの感想 · 2021年6月21日]

普段読まない、色々な作家さんと出会える。
角田光代の『鍋セット』がおもしろかった。

[kitkityoさんの感想 · 2021年5月31日]

面白かった。

[けんさんさんの感想 · 2021年5月23日]

『心の余裕が不足しがちな人へ、ひとときの清涼剤』

人気作家8名による短編集。どの作品も、心和ませる読後感で、清涼剤のよう。特に、重松清作の『バスに乗って』の少年の心の揺れが手にとるように伝わってきてよかった。

[katsuyaさんの感想 · 2021年5月19日]

NHK国際放送の朗読番組用に書かれた短編集。ベストセラー作家の短編がまとめて読めてこれは良い。1話15分ほどで読み終わる短さだけど、それぞれの作家さんの特徴がすごく出ていて読み応え十分。朝井リョウさんの「日常のちょっと良いこと」、重松清さんの「子供の勇気や純情」など、なんというか、じわっとわかるポイントを抑えてある。東直子さんは読んだことがなかったが長編を読んでみたい。こういう発掘ができるところも良い。

[bui4さんの感想 · 2021年4月18日]

電車の合間に完結する話がほとんどで名作といわれているだけのこともあって短いながらに心に残る話が多かった。
特に印象に残ったのは石田衣良の「旅する本」と東直子の「日記」の2つ。
旅する本はその名の通り、たくさんの人の中に本が渡り、その人によって描かれている本のカバーや物語内容が異なり、ファンタジーさを感じた。
東直子のマッサージと日記は主人公がいずれも死んで、人間とは別の形の何かとして置き換わり、そこから見た視点での描写背景が面白かった。

[maomaoさんの感想 · 2021年3月8日]

心が温かくなる優しい読み心地でした♪
どれも良作でしたが特に良かったのは、

｢清水課長の二重線｣朝井リョウ
｢鍋セット｣角田光代
｢迷子/物件案内｣坂木司
｢アンデスの声｣宮下奈都

短編集は読んだことのない作家さんに出会えるので好きです♪

[tamumasaさんの感想 · 2021年3月6日]

さらっと読めて、これが海外に受ける日本の今の物語か。

[影治さんの感想 · 2021年2月23日]

重松清『バスに乗って』が1番印象的

著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。